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深い学びを得るための6ステップ〜書籍『Learn Better』より〜

こんにちは、はまじんがーです。

今回は、書籍のご紹介です。

みなさまには、以下のような悩みがありませんか?

・新しいことを学ぶのが億劫だ
・学んだことをすぐ忘れてしまう
・新しいことを学んでも全然活用できていない

これらの悩みを解消してくれるのがこちらの書籍『Learn Better』です。

本書では、学びを得るには6つのステップがあると解説されています。
そこで、今回の記事ではその6ステップについて紹介していきたいと思います。

1. 価値を見出す

まずは、自分が学ぼうとしているものに、価値を見出すことが非常に重要です。価値がないものを意欲的に学ぶことはできないからです。

例えば、英語を学ぶため英会話学校に通うことになったとき、

「なんとなく英語を学んでおいた方が将来役立ちそうだから」

という想いで学ぶのと、

「仕事で2週間後に海外出張することになったから、早急に話せるようにならないとやばい」

という想いで学ぶのとでは明らかに後者の方が上達は早そうですよね。
それは、英語学習に価値を見出しているからです。

なので、新しいことを学ぶときは、まず価値を見出すことを第一に考えましょう。

2. 目標を決める

続いては、学習に目標を定めることです。

目標は漠然としたものより、明確である方がもちろん有効なものとなります。さらにここで重要なのは、楽々とできる範囲の少し先に目標を設定することです。

現状から背伸びをしようとする時にこそ、学びを得られるのです。

3. 能力を伸ばす

続いては、学びによって自分の能力を伸ばす段階です。

ここで大事なことは2つあります。

・知識を記憶から取り出す訓練をすること
・フィードバックを与えること

記憶から取り出すのが大事なのは、その方が記憶への定着率が高いからです。「アウトプットは最大のインプット」と言われる所以ですね。

そしてフィードバックが重要なのは、自分がやっていることの何が正しくて何が間違っているのかを正しく認識するためです。フィードバックがないと、間違った方向へ突き進んでいってしまう可能性があるのです。

フィードバックを行う方法としては、行動を観察したり記録したり、他人に見てもらったりする等があります。

4. 発展させる

ここでは、知識を様々な場面に応用させる力をつけます。

具体的には、経験を積むことが重要です。人前で話すのが上手になりたければ講演をしてみたり取材を受けてみたりすると良いでしょう。

自分で自分に概念を説明してみたり、他人に説明してみたりするのも知識を発展させるのに非常に有効な方法です。グループ学習が効果的な理由もこのような部分にあります。

5. 関係づける

ここでは、自分が学んだ事柄がどう噛み合うかを理解します。
専門知識分野の体系を理解するのです。

それは、自分で検証してみなければ見えてきません。効果的な方法の一つが、知識やスキル同士の関係性を図表化してみることです。

関係性を可視化することで、知識分野全体の根底にある体系が見えてくるのです。

6. 再考する

最後は、自分の理解を振り返るフェーズです。

「自分がわかっていると思っていることを本当に分かっているのか?」と自問することが重要です。

そして、「学んだことによって自分はどう変わったか?次は何を学ぶべきか?」といったことを考えるのもこの段階です。

自分に過信をせず現在地を的確に把握するために、定期的に振り返りの機会を設けるようにしましょう。

最後に

以上、書籍『Learn Better』より深い学びを得るための6つのステップでした。ぜひともこの6ステップを活用して、自分の学習をより効果的なものにしてみてくださいね。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

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