【感想】「ズボラ」に悩む全ての人へ送る一冊『ズボラPDCA』 著者:北原孝彦さん
今回の記事は、書籍の紹介です!
タイトルは、『ズボラPDCA』。
著者は、美容室「Dears」グループの代表であり、ゼロから4年で美容室を100店舗展開という驚異のスピードで実績を残された北原孝彦さんです。
北原さんはTwitterでも有益な情報を発信しまくっておりますので、ぜひフォローしてみてくださいね。
PDCAサイクルは大事だけど・・・
本書のタイトルにもなっている「PDCA」。
社会人であればみんな聞いたことあるはずですし、そのサイクルを回すことの重要性は誰もが認めるところです。
ただ、この「PDCAサイクル」をうまく回せている人、どれだけいるでしょうか?関連書籍もたくさん出回っていますけれど、書かれていることをそのまま実行することは、私には無理でした。汗
そんな私のように、
「PDCAがうまく回せなくて困っている」
「面倒くさくて、計画すら立てられていない」
「行動を始めてもいつも三日坊主で終わってしまう」
といった悩みを抱えている方々にこそ、ぜひ読んでいただきたいと思います。
ズボラPDCAの考え方
ビビりで、面倒くさがりで、継続力がない。
いわゆる「ズボラ」な人でもうまくPDCAサイクルを回して成長していくためのノウハウや考え方がこの一冊には詰まっています。
本書に書かれている「ズボラPDCA」の考え方は、以下の通りです。
▼Plan(計画):とにかく慎重に、計画を立てる
▼Do(実行):意志に頼るのではなく、行動する「仕組み」をつくる
▼Check(検証):徹底して言語化することで再現性を持たせる
▼Action(改善):ラクをできるように改善する
▼Plan:とにかく慎重に、計画を立てる
失敗することが怖い、ビビりだからこそとにかく慎重に、「石橋を叩いて、叩いて、叩きまくる」計画を立てる。
重箱の隅をつつくように繊細に計画を立ててビビったりドキドキしたりしなくて済むようにするのが、ズボラPDCAの計画の立て方です。
▼Do:行動する「仕組み」をつくる
意志や、やる気は長続きしないもの。
ズボラな人間であればなおさらです。
だから、「仕組み」をつくって行動せざるをえない状況にするのです。
具体的な方法としては、失敗しようがないくらい行動を細かく設定することや、環境の力を利用するなどが考えられます。
とにもかくにも、自分のやる気をあてにしないことが重要です。
▼Check:徹底して言語化することで再現性を持たせる
あらゆることを言語化することで全てのことに理由をつけ、「なんとなく」をなくすのが、ズボラPDCAの戦略です。
それはなぜか?失敗しないためです。
全てを言語化することで極限まで再現性を高め、失敗しようのない方程式を導き出す。そうやって再現性を高めていけば、他の人に仕事を任せることもできるようになります。
▼Action:ラクをできるように改善する
ズボラな人間は、なるべく面倒くさいことはしたくない。
ラクをできるのなら、ラクをしたい。
そのために、人に任せたり自動化したりすることで、なるべくラクに仕事が回るようにする。
そうすることで、自分にとって楽しいことや本当にやりたいことに時間が回せるようになって、好循環が生まれます。
「ズボラ」のための戦略を立てればいい
以上、「ズボラPDCA」の考え方をザックリではありますが紹介させていただきました。
一通り本を読み終えての感想としては、「ズボラであっても結果は出せるんだ!」というマインドになれたと感じました。
「自分はズボラだから・・・」と諦めるのではなく、自分の特性を正確に理解した上で適切な戦略を立てればいい。
今まで世の中に出回っている情報が「ズボラ」な人に向けて発信されているものがあまりなかったので、その戦略を立てるのもなかなか難しかったですが、この「ズボラPDCA」でズボラのための戦略を学んでぜひ実行に移してみてください!
また、こちらの記事でより詳細に本書を紹介しておりますので、ぜひ目を通して見てください!
では今回の記事は、以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?