インナーチャイルドって、一人だけじゃなかったの?
記事を書くのを一週間ほどお休みした。ちょっとショックなことがあったから。一週間前に私は自分の中のインナーチャイルドと会え、仲直りをした、と思っていた。けれど翌日になって、どうもそうではないらしい、ということに気付いた。まだ母に対してイライラしている私がいる。つまり、私の中にイライラしている子がいる、ということ。この子は、前のインナ-チャイルドより年上のよう。
私が先週仲良くなれたと思っていたのは、多分3才から5才くらいの子。今回は小学校低学年くらいの女の子が、私に文句を言っている。つまり、私の中のインナーチャイルドは一人じゃなかったんだ。どうやら複数いるらしい。
私たちは、自分と言うけれど、昨日の自分と今日の自分は違う。去年と今年でも。そうすると、自分の中にいったい何人のインナーチャイルドがいるんだろう?そして愛してるよ、と言われ、ぎゅっと抱きしめてもらえるのを待っている…過去の傷付いた自分を癒して一つになる体験は素晴らしいものだと思うけれど、あれってすごくエネルギー使うんだよね。泣いたり笑ったり怒ったり叫んだり。はたから見るとあの人、大丈夫?と心配されそうだし、自分でもそう思う。だから手放しワ-クは、かならず、こっそり一人の時に、やるようにしている。
安全に感じられる、落ち着いた空間を作り、気分の盛り上がる音楽をかけ、雰囲気作りをしてセッティングする。今まで色んな理由で、自分の心の奥底に封印していた気持ちが表に、出てくることを、認めてあげる。そしてそれを感じ、許し、手放してあげる。まるで嵐のように自分の中を様々な感情が吹き荒れる。私は子供のように無抵抗になってそれを全て受け入れてあげる。そこでふつうはぐったりしてしまう。
だけど文章を書くことが、これも癒しの一つの技になる、ということに最近、気が付いてしまった私は、やめられない。それらの気持ちを忘れる前に、一度自分の中で消化して、または未消化なまま、文章にしてゆく作業。でも今週はまだ充電期間中。あれをこれからまた繰り返すのか、と思うだけでぐったりしてしまうので。どうやら私の中のインナ-アダルトはお疲れのようである。もうしばらくお休みしたいので、ごめんね、私のインナ-チャイルドたち、ちゃんと会いにいくから、でももうしばらくおとなしくしていてね。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。芦邊春香でした。
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