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ミニスペイン語講座(日曜日のディナ-)

こんにちは、お元気ですか。情熱の国スペインに住む、海外脱出系カウンセラ-の、あしべはるかです。今日はちょっと気分を変えて、食べ物とスペイン語について、書きます。

今日は日曜日、午前中同僚と、心理学の実習をして、書斎のドアを開けると、いい匂いがしてきました。台所に行くと、調理台の上は野菜のきれっぱしやハンドミキサ-、甘いワインの瓶だので、いっぱい。旦那氏がオーブンを開けて、何かを取り出している...
何と、こんな素敵なものが...豚の頬肉のトマトソースがけ。

頬肉は、見た目に比べて食べる部位が少なくて、半分が骨です。でも一人一個でお腹がいっぱいになります。平たい骨から肉をナイフで、はがしながら食べます。表と裏とあり、ひっくり返す際に、ソ-スが飛ぶなど、たまに事故が発生したりします。お肉は若干、野性味が強いお味かもしれませんが、逆にそこがやみつきになる人もいます。

我が家のシェフによると、短時間で焼くとぱさぱさになるので、時間をかけて、水分を足しながら焼くとジュ-シ-に仕上がるそうです(夏場は焦熱地獄になります、古いタイプのガスオ-ブンなので。日本のグリルみたいな感じ)

ざっとレシピを紹介します。

塩コショウした豚頬肉、にんにく、玉ねぎ、トマトマトをざく切りにしたのをオーブン皿にいれ、オリ-ブオイルをかけて焼きます。焦げないように、時々お水も入れます(炒め煮みたいな感覚ですね)。表裏を返します。焦げないように様子を見ながら、ときどきお水を足します。途中でデザ-ト用の甘いワインを振りかけます。お野菜に火が通ったら取り出し、ハンドミキサ-にかけ滑らかなソースにします。ナッツ類(今日はアーモンド)を荒く砕きます。お肉とソースを一緒にして、その上に砕いたナッツ類をのせ、もう一度オーブンに入れて、ソースがトロッとする状態まで、焼きます。トータルで2時間ぐらいだそうです。

あと20分くらい待つと、ソースがもっと煮詰められていい感じになったそうですが、2人とも、お腹が空いていて、待てませんでした。濃いめの赤ワインと合うと思います。

¡Que aproveche! (ケ アプロベチェ!) 美味しく召し上がれ!

いただきます!の訳にあてられますが、少し違うところは、食べている人に、食べていない人が、言ってあげるところです。意味が分かりませんよね。例えば、あなたが馴染みのカフェで食事をしています。そこに顔見知りのAさんが入ってきます。あなたを見て、¡Que aproveche! (ケ アプロベチェ)と挨拶してくれます。あなたは¡Gracias!(グラシアス)ありがとう!と返します。

顔を知らない人でも目があったら、言ってあげるとニコッとされます。食べる前に、自分が言う日本語と、ちょっと違うのが、面白いと思います。

¡に気が付かれた方もいると思いますが、普通の感嘆符と上下逆ですよね。スペイン語の感嘆符は¡!とセットで使われます。間に文章を入れて挟みます。

お読みいただき、ありがとうございました。あしべはるかでした。


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