山奥に隠れた四国のど真ん中にある沈下橋！【新宮/愛媛県】

ふとGoogle Mapを眺めていると、近くに沈下橋の表示があった。それは徳島県との県境手前の、愛媛県四国中央市新宮町。四国中央市の山奥にあるので、勝手に「四国ど真ん中の沈下橋」と名付けてPRしていきたい！

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あるのかないのか、地元の人も知らない

地方あるあるですが、地元の人が知らない問題。普段気にしないところに気づかせてくれるのが、外からの視点。Uターンしてきて、特に高校生までの自分が知ってる世界は狭すぎて、大人になってからたくさんの発見をしています。

同じように、沈下橋の存在を地元の方に聞いてみても、あるかどうか分からない。という回答でした。

そこで、地元の方と一緒に現地に行ってみた！

静かにたたずむ、四国ど真中沈下橋！

手前の「天の滝橋」から見える景色

かつては使われていたこの沈下橋も、今では新しく架けられた立派な橋によって使われることはなくなりました(おそらく)

近くに行くには、民家の前の道を通る必要があり、住民の方にお話を伺うと、
「たまに写真撮りに来る人がいるよ。
　昔はよくモデルやらされてたよ(笑)」

「奥に行けば天の滝があって、とても綺麗だけど
　今は道が悪くて行けなくなったよ」

滝も行ってみたかったけど断念し、
いよいよ沈下橋のお目見えです👀

地元にもあったんだ、という驚き

沈下橋と言えば、高知県四万十川の佐田沈下橋や同じく高知県仁淀川の浅尾沈下橋が思い浮かびますが、まさか新宮の地でも沈下橋が見えるとは思っても見ませんでした！

手付かずの自然の中で、緑が映えます！そして川も透き通っています。

一緒に来る地元の方は、これが沈下橋という認識がなかった。でも確かに小さい頃に川へ遊びに来てここまで来る記憶はあるとのこと。

この銅山川に架かる沈下橋はかつては3本あったとのこと。新しい橋が架かるとともに使われなくなり、残ったのがこの四国ど真中の沈下橋・天の滝沈下橋。

後世に残したい、地元の豊かな自然風景と沈下橋です。霧の森へ遊びに来た時や、あじさいの里を訪れた際は、一足伸ばして、四国ど真中の沈下橋を見て帰ってください！！