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いなり的第23回いしかじ杯パウパー参戦録

始めましての方もそうで無い方もこんにちんちん。
吉田おいなりと申します。

突然だが、私は今ある悩みに直面している。
これを書いている現在だ。

私の記事の熱心な読者は、その悩みとやらが今回のクソヨタだと思うだろう。

しかしそれは違う。
いや、合ってるかも知れない。

別に引っ張る事でも無いのでサラッと言ってしまおう。
私的には大問題なのだが。

クソヨタ、インフレさせすぎたんじゃね!?

戦隊の鷹

私はクソヨタを書きたいが為に記事を書いている節が少なからずある。
何なら本題よりも気合を入れて書いている気もする。

別に本題で手抜きをしているわけでは無いのだが、そちらは事実や考察を普通に書いてしまえば読み物として成立する。

加藤鷹

しかしクソヨタはそうでは無い。
クソみたいな出来事や考察をそのまま書いてしまうと、マジで碌でも無い本物のクソが誕生する。
そのため如何に事実を湾曲させず、かつ読み応えのあるクソを垂れるか考えながら書いているのだ。

どうせ垂れるなら価値のあるクソ。が私のモットーだ。

そのために工夫を凝らし、エンターテイメントとして成立するクソヨタを追求した結果、めちゃめちゃ長くなった。

クソヨタが長くなるとどうなるか。
そんな事は明白だ。

次のクソヨタはもっと長くなる。

戦隊の加藤鷹

ちなみに前回の下ネタ論だけで1500文字程書いていた。

これはよろしく無い。

クソネタ文明レベルを縄文以前までリセットする必要がある。

もうこれが公式でいいだろ

という訳で、この後にちょっとしたクソヨタを書こうと思っていたのだが、戦隊の加藤鷹に妙に満足してしまったため本題に移ろう。

今回の記事は4/13に開催されたいしかじ杯パウパーの参戦レポートだ。

イントロダクション

前回のいしかじ杯ではTOP8に入るもプレイミスにより決勝ラウンド初戦敗退。

非常に悔いの残る結果であり是非とも雪辱を果たしたい。

しかし開催も翌週末、という段階で参加人数は成立するか怪しい程度。
これはよろしく無い。

ここは大宮パウパー杯と千葉レア皇帝争奪戦を同日同時刻に成立させたTCパウパー民の結束の力を発揮すべき時だろう。

前回の記事では呼び掛けにより人数を集め、イベントを成立させる事が多々あると書いたが、これは物凄く効果がある。

上記のツイート時には参加者7名だったのだが、TC民のみならず千葉県パウパープレイヤー達の呼び掛けにより最終的には定員上限ギリギリの22人での開催となった。

中にはデッキを貸すから出ようぜ!みたいな方もいた。
漢気が溢れている。

と言う訳でパウパープレイヤー達の努力といしかじ氏の人徳によりいしかじ杯成立。

おいなり観光いしかじ杯行き〜新しい仲間もいるヨ

おいなり観光バス(どピンチ)

今回同乗するメンバーは、
神挑戦者、角とうふ氏
クレイジーモンキー、板前氏
ジモティーの絆、めろ氏
である。

ちなみにこのめろ氏、私が地元である九十九里エリアにてスタンで遊んでいた頃よく対戦していたのだが、めろ氏が遠方に転勤したため会う機会が永らく失われていた。

それから7〜8年くらいは経つだろうか。
先日TCのモダンFNMに参加している所を偶然見かけ声をかけた。

私は今パウパー(の感染)専門でプレイしていると伝えた。

翌週にはパウパーを組んでいた。
行動力の化身である。

また一緒に遊べるってのも嬉しいね。
…アレ?もしかして次は俺がモダン作る番?何にすんべ。やっぱ感染?

それはさておきめろ氏、パウパー参入1週間でSE有りの大会へ参戦。
やはり行動力の化身か。

と言った具合にイカれたメンバーと夢と希望を乗せて走り出す私のジムニー。

雑談しながら走っている中、私はふと思った。

近隣都道府県へ遠征し、勝利をもぎ取ろうとするTCパウパー民、モンゴル帝国か!?

TCパウパー民遠征の図(画像はイメージです)

という訳で、千葉でイベントがある際は車を出すので遠慮なく声をかけて下さいな。
どうせ一人でも車出すので何というか、旅は行きずりみたいな感じだ。
これで貴方もモンゴル帝国!!

という訳で会場着。

使用デッキ

もちろん感染。

私は現在、環境理解の為の修行と称し、平日イベント等ではTier上位のデッキを使用しているが、これは環境デッキを握って得たものを感染へとフィードバックさせるためである。

4月の修行デッキはボロスシンセサイザー。
それによって得た物は、強力なビートプランは積極的に押し付けるべきというスタンス。

よって《怨恨》は4枚。
1枚引けば十分であり、守りの役割が無い為3枚に抑える事が多かったが、トランプルによってブロッカーごと貫きゲームを終わらせる最強の押し付け札である。
これが引ける引けないでゲームの流れが大きく変わる為フル投入。

これに付随して《遺物の咆哮》、《変異原性の成長》のワンショットパーツも2枚ずつ投入。

攻めの結界式感染である。

余談ではあるが、私がカードタイプ数の説明をしている時、誰かがそれを聞いて死刑宣告と言っていたらしい。

毎回思う。説明が面倒臭い。

という訳で、いしかじ杯パウパー、開戦。

※以下の解説は思い出しながら書いている為間違ってる部分もあるかも知れないので、気づいたらコッソリ教えて下さい。

1R:スリヴァー

1本目 後攻

相手方1T目《板金スリヴァー》、2T目《横這いスリヴァー》と安定のスタート。

しかし私の初手はキレキレだった。
スリヴァーならば除去は無いと見た私は2T目に《荒廃の工作員》を展開。
続く3T目に《Embiggen》《遺物の咆哮》によりワンショット。
感染における最強の押し付けパターンだ。

サイドボーディングは《蛇皮のヴェール》4枚out、《強行突破》3枚、《活力の魔除け》1枚in。

呪禁付与が不要である為その枠を擬似格闘に、余った1枚はトランプル付与であり最悪の場合チャンプブロッカーを用意できる《活力の魔除け》に。

2本目 後攻

相手方、《板金スリヴァー》、《筋力スリヴァー》、《宝革スリヴァー》と展開。

板金スリヴァーとの絆あり過ぎか!?

こちらは2T目《胆液爪のマイア》。
3T目アタック。
《横這いスリヴァー》のブロックにて《胆液爪のマイア》の能力が誘発。
解決後に《強行突破》。

その後《怨恨》を付けた《胆液爪のマイア》の猛攻により、相手方投了。

2-0 勝利

幸先が良い。

おそらく最速でのゲーム終了かと思ったが、先に終わった卓があった。

赤単バーンだ。
しかも複数人いる。

マッチ相性としては微不利程度であり、そのくらいの逆境は慣れた物ではあるがゲーム速度の都合上、一手の遅れが即死に繋がる為なるべく踏みたく無いマッチアップだ。

R2:シロノワール(白モツ氏)

このカードには何度も泣かされている。

トークン職人、白モツ氏との対面である。

トークンだけでは飽き足らず、《対抗呪文》の偽造まで初めてしまった恐るべき男。
後ろ姿はいい女。
属性盛りすぎか?

made in 白モツ

前日のFMMにて1Tに12点削られた恨みを晴らすべく魂を震わせる。

1本目 先攻
《怨恨》《Embiggen》により3パンKO

このように一見、あちらがほぼノンクリーチャーのため楽なマッチアップに見えるが、実はそうとも言えないのがこのマッチアップの面白い所。
《鋸刃蠍》はチャンプブロックをしつつライフを吸い取り、《暗黒》がこちらのリーサルを狂わせ、こちらがもたつけば一気に吸われ尽くすスリリングな対面だ。

サイドボーディングは、ライフコストの裏目を避ける為《変異原性の成長》を抜き、《呪文貫き》2枚投入。

2本目 後攻

《茨の盾》2点アタックから《Embiggen》の2パンKO。
《暗黒》握ってなくて良かった。

2-0 勝利

R3:きらきら親和(中野氏)

これコモンにしようって言った奴誰だよ!

お相手は千葉MTG同好会の盟友である中野氏。
ちなみにこの時が初対面だ。

家族サービスと称して完全に自分の為にカードを買ったりするツイートがジワジワ来るので是非見て頂きたい。

ちなみに、後で気づいたのだが、中野氏のデッキは本当にほぼフルfoilだった。
家族愛の尊さに涙が止まらない。

1本目 先行
事前のリサーチにより相手がきらきら親和である事は知っていた為、1T目《ぎらつかせのエルフ》投入。

続いて《力の印章》、《怨恨》と継続ビートにより勝利。

中野氏は「こんなに早いの!?」と驚いていた。
こうやって対戦相手の度肝を抜けるから感染は辞められない。

2本目 後攻

ここで勝てたらR4.5はIDでSE進出ほぼ確定だ。
何としてでも勝ち取りたい。

あちらは《ひよっこ捜査官》からスタート。
4T目に《きらきらするすべて》着地、その時点で7点クロック、残ライフ11。

こちらは《ぎらつかせのエルフ》《力の印章》。
手札には《脱出トンネル》《Embiggen》《怨恨》《蛇皮のヴェール》。
行ける。ワンショットだ。

相手はフルタップ。
《脱出トンネル》セット、即起動。
すると中野氏、「これは対応して強化したら消えますか?」と質問。
スタックで巨大化系を使うと対象不適切により立ち消えると伝えた。

このタイミングでこの質問、《はらわた撃ち》か?

ここ最近見なかったカードのため、完全に意識の外にいた。
この《脱出トンネル》を通せなければ恐らく負ける。

恐る恐る「解決いいですか?」とたずねる。
「どうぞ。」

通った。

「コンバット」

身体が勝手に動いていた。

身勝手の極意である。

《脱出トンネル》によりブロック不可。
《力の印章》を切り、後は《Embiggen》を打てば勝て…

おかしい。

手札に《怨恨》がある。

盤面には…無い。

やってしまった。
絶対にしてはならないミスだ。

すごい大きい声が出た。

全然身勝手の極意じゃなかった。

やむ無く《蛇皮のヴェール》を使い9点を取る。

あちらは除去札がほとんど無く、《渇き根》を引き込めばフィニッシュとなる為だ。

しかし次のドローフェイズは来なかった。

3本目 先行

きらすべブンブン丸

1-2 敗北

やっちまった。
本当に恥ずかしい。
記事書いて天狗になってるとか言われるわ〜。

まだなってないぞ!
ギリ天狗じゃねーからな!!

気を取り直していこう!
と言いたい所だがそんなに簡単に立ち直っていいレベルのミスでは無い気がする。

やはり必要なのは《落ち着けトークン》だった。

神決にて0-3を4-4にまで引き上げたすごいお守り

R4:ミラクルバーン(はやしこ氏)

ミラクルバーンって言いたかった。

え!?待機?奇跡!?

0-2 敗北

負けはしたがあと一手違っていたら、と思えるハイスピードで息の詰まるようなスリリングな攻防は非常に楽しかった。

是非ともまたやりたくは無いがまたやりたい。

R5:URコントロール(めろ氏)

ジモティーの絆マッチアップ。

7〜8年ぶりの対戦で嬉しいのだが、このマッチアップは全然嬉しくない。

私の3月の修行デッキはURコントロールだったのだが、そこで得た知見は、「無理マッチだから一か八かでブッ込め!」だ。
今でも納得はいかないが無理筋を通すしか勝ち筋が見出せない。

1本目 先行
正直あまり覚えていないのだが、(プレミの件を書きたくなすぎて放置していた為である。)ライフメモによると、《トレイリアの恐怖》になす術なくしばかれたらしい。

2本目 先行
《ボーラスの占い師》による構えながらのクロックを耐えつつ継続ビート。
《トレイリアの恐怖》着地を許すもチャンプブロックによる弱体化に成功。
何とか勝利を収める。

3本目 後攻
テラーブンブン丸

1-2 敗北

スイスラウンド2-3
確か22人中11位とかだったと思う。

あー、マジであの時の、あぁー!!
何度も言うまい。女々しいぞ。

やってしまったのは仕方ないのだがマジであの時あぁ〜!!!

という訳でスイス落ち。

え?優勝?
板前の野郎が持ってったよ!!
おめでとう(ブチギレ)
今度バーチャロンとダイナマイト刑事やろうね!
あと買ってくれたメモ帳使いやすかったよ!
ありがとね!

わりとよく見るヤツだと思う。
罫線がライフメモに良い感じ。

サイドイベント:キューブドラフト

サイドイベントはいしかじ氏お手製のキューブによるドラフト。

私はリミテヘタクソ選手権ならTOPを取れるほどの実力なのだが、折角だし参加。

M15〜ドミナリア中心のプールであり、私がめろ氏と共にスタンをプレイしていた時期と被る為デッキを考えやすく、懐かしさもあり存分に楽しめた。

初手ピックは《転生するデアリガズ》。
コレ出せれば勝つやろ。と言ったリミテ弱者丸出しの思想である。

しかし7マナと重い為、2〜3マナ域はしっかりとピックした結果、《スズメバチの巣》を《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》、《新緑の機械巨人》でバックアップするデッキになった。

アグロビタ止めカード
使われて嫌な記憶しか無い
使われて嫌な記憶しか無い

私のデッキを見て「狙った通りに組んでくれてる!」といしかじ氏は喜んでくれた。

ゴメン、コレ本当は《約束された終末、エムラクール》出すデッキなんだ…
※一回だけ出せた。(7マナキャスト)

カットするついでに使っといた。

ちなみに一緒に参加しためろ氏は《空中生成エルドラージ》を出して「セバタがコイツで《ヴェンディリオン三人衆》と《瞬唱の魔道士》止めて、このカード強すぎだろ!って言ってた。」と言ってて大爆笑した

めろ氏は昔からコイツ大好き

そんなこんなで、リミテはどうしても苦手意識が強いんだけど楽しかったねー。

千葉MTG同好会でも今旧枠キューブを作っているので完成が楽しみだね。

あとがき

そんな感じに今回のいしかじ杯は幕を閉じた。

板前氏おめでとう。
しばらくチャンピオンいじりするからそのつもりでよろしく。

ちなみに私はその日の夜、《怨恨》を《ぎらつかせのエルフ》にエンチャントする夢を見た。

ちなみに次回いしかじ杯パウパーは5/12(日)。
もちろん私も参加する。

優勝してプレミの呪いを解かねばならない。

パウパー神挑戦者決定戦直前だから結構盛り上がるんじゃ無いかな?

あと、パウパー民の呼びかけの力は強いから不成立を恐れてギリギリまで様子見なくても大丈夫だぞ!
って言うか日和ってると枠無くなるぞ!

次回も私は車を出すので、おいなり観光いしかじ杯行き運行予定はある。(3名まで)

次回からは遠い人優先で乗せて行こうかなーと思っている。

私の呼びかけで来たかも知れないのびちゃんと白モツさんにはちょっと申し訳なかったな、という気持ちもあるしね。

近い遠いはこちらで判断していくので、皆んな遠慮せずに気軽に声かけてねー!

寝癖がすごい私

吉田おいなり

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