「解決の糸口を自分にもつ」という成長術
聞き慣れないかもしれませんが、要は当事者意識を持つということです。
例えば、同じチームのメンバーがミスをしたら、ミスの原因や対策を考えますよね。
そのときに、ミスした本人が考えるのはもちろんですが、ミスが起きないように自分ができたことはなんだっただろうかと考えます。
そう、これは他人のミスで成長できるというお得プラン。
会社で起こる問題は大小あるから、全部が全部自分で解決できることではないのですが、大きな問題であっても、状況をよくするために私ができることはなんだろうと考えることは無駄ではないと思っています。
問題を他人のせいにすることは、誰かに解決を委ねること。自分では解決できない問題になってしまうと、ストレスがたまります…。
「〇〇さんがミスばかりする」「仕事が遅い…」という問題に対して、〇〇さんしか解決できない問題になってしまうと、〇〇さんが変わることでしか問題が解決しません。私にはどうしようもない問題になってしまうのです。
「他人を変えることほど難しいことはない」社会人になって目に染みるくらい実感したこと。自分が変わる方がよっぽど楽です。まずは、直面している問題に対して、自分が変わることで解決する方法を考えます。そうして動いているうちに、相手も変わっていた…なんてハッピーなことが起こることもあったりなかったり。
当事者意識を持つ、他責にしない、というと、全部全部自分のせいにして考えるみたいに思ってしまうのですが、「解決の糸口を自分にもつ」というと適度に当事者意識を持てるような気がしてます。
上司が教えてくれた、成長につながる大事な考え方の一つでした。
2020.09.03
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