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過去があっての今

大学の部活の仲間と飲んでいるとき「あの頃と今、どっちが楽しい?」という話題になった。

本当は「今」って答えは明確に出ていた。

けれど、「どっちも違う楽しさがあるから比べられない、今も昔も楽しい」なんて、全然面白みのない回答をしてしまった。

今の方が楽しいって思うのは単純に経済的にも環境的にもいろいろできることが増えたってこともあるし、「あの頃」に得たものがあの頃とは違う形で存在していたり、また全く新しい何かを享受しながら生きていると感じれるからだ。

まさにあの頃、大学時代にできた仲間とこうやって「今」も繋がって飲んだり写真を撮りに行けたり。

でもちゃんと明言できなかったのは「今」と答えることで昔を否定してしまうのではないかと思ってしまったから。

一つを選ぶと、もう一つは選ばれない。

でも、選ばなかったからといって否定をしている訳ではない。

ゆっくり考えたら分かることなのに、0か100かという極端な見方でしか物事を判断出来なかった。

「今」だって過去の積み重ねから出来ているのだから、選ばなかったからといって「あの頃」を否定しているわけではないよね。

もうちょっと視野を広く、考え方を柔軟に生きていきたいなぁ...

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写真は大学の写真部の撮影会で撮った写真に、今の自分の好きなレタッチを施したもの

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