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映画 三茶のポルターガイスト やや肯定的な感想です

ネタバレがあります。
Amazonプライムにて視聴。

オカルトに対しては基本、懐疑的というか否定的ですが、
フィクションとしては大好きなので運転中や寝る前なんかはたいてい怪談を流しながら寝落ちしています。

この作品の舞台となる横澤プロダクションに関しては、毎週ポッドキャストで聞いている怪談ラヂオ〜怖い水曜日にて前情報を仕入れてありました。

いわゆる最近の怪談話には否定的なラジオMCが、横澤さんに関しては間違いないとのことなので、そのうち見たい映画だなと思っていたら、いつの間にかAmazonプライム入りしていたので早速見てみることにいたしました。

オカルト雑誌の老舗、ムーの編集長である角さんがストーリーテラーとなって、横澤プロダクションの稽古場で起きた不可思議な現象を再現VTRやインタビューで紡いでいくドキュメンタリー形式の作品で、なかなか楽しめました。

〇〇の専門家が検証!
のようなお硬い感じではなく、あくまで「専門家ですよ〜」みたいな人が何人か出てきて「これは本物だ!」と断定していくMMR方式が、ノストラダムスの大予言に身も心も躍らされた人間としては、懐かしくも胡散臭くて(褒め言葉)昭和のテレビっぽさが好印象です。

ただ気になった点がちょっとあります。
角さんが稽古場で録画をしているとボールのようなものが天井から落ちてくるワンシーン。
暗い部屋の中。
VTRですら追うのが難しい速度で天井から勢い良く落ちてくる物体。
「ボールだ!」
角さんはそう叫ぶのですが、あの暗さと速度だとボールと判断するには難しいのでは。
音から判断したのではとも思いますが、物体が発する音は「カコンカコン」と乾いた軽い音。
音からするとボールではなくピンポン玉だと思うはず。
ボールとピンポン玉って、割と別物なんですよね。

他にもツッコミどころはたくさんありましたが、真夏の寝苦しい夜には最適の映画でした。
退屈で寝ちゃうって意味じゃないですよ。

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