女優・モデル業の産休

さて、先日は少しHow to的なことを書き連ねましたが
あくまで書きたいこと書き連ねます。

今日は本業と産休のお話をしようかなと。

元々知ってくださっている方からすると
今更感はありますが
わたくしは女優がメインで時々モデル業をしております。

私が妊娠を知る前、
昨年1年間は勉強の時間として
スタッフ業務も行っていました。

3月・4月東京ロケ6月フィリピンロケの映画で
出演兼制作部として入り
7月・8月で映画の衛生部、
9月映画で助監督、
12月舞台で出演兼制作部と本当にバタバタと
1年を過ごしていた訳なのですが
そんな中この9月の映画と12月の舞台の間に
妊娠発覚した…というような時系列でした。


なので実は2023年は2022年で勉強した事を
演者としてバリバリ活かして行こう!と
思っていた矢先の事だったんです。

事務所所属はしているものの
形態としては業務委託のような形で
実際はフリーランスの様に自由に動いて居る私。

妊娠してすぐに「産休に入ったら仕事なくなるのでは…」
ととても不安になりました。
(正直今も完全払拭できた訳ではありませんが汗)

でもとにかくギリギリまで働いて
産んだらすぐに戻るぞ!と思っておりました。

いざ、12月舞台の準備が始まる頃に
諸につわりがバッティング…笑
主催が友人だったという幸運に甘えつつ、
ゲーゲー吐きながらPC仕事をできる範囲でやらせてもらったりしておりました。

そして稽古が始まる頃に…
なんと持病の関係で1週間の入院。

本当に迷惑をかけつつ退院後
即稽古に合流しました…
(この頃にやっとつわり終了!!笑)

稽古に入ってからも
出演兼スタッフの二刀流がコンセプトだった舞台なので
スタッフとしても演者としてもみんなに支えられながら舞台に立ちました。

舞台自体は本当に沢山の方に見に来て頂いて
私自身大好きな物語、大好きな役をやらせて頂いて
大成功!と言い切れる舞台だったと思います!


ただ、本番期間中もずっと衣装は直して頂いて
結局スカートを10cmも広げていただいたり
持病の事もあり、ただえさえゆるゆるの身体が
妊娠で崩壊寸前!(特に腰!笑)
そんな状態で舞台に立つのは
本当に沢山の周りの力が必要でした。

その頃にはお腹も大きくなり始めていたので
思い切って2022年の年末をもって
自主産休に入る事を決めました。

そうなると激動の2022年から
急に時間がゆっくり流れ始めた2023年。

暇になると悪い事ばかりが頭を過り
なかなかフラストレーションを抱えておりました。

今まで悪役がとても多かったのに
母親になって仕事が減ったらどうしよう。

産後体型が戻らなかったらどうしよう。

休んでいる間に忘れられたらどうしよう。

自分の夢に時間を割くことを諦めた方がいいんじゃないか。

…本当にグルグルと思い悩みました。


でも、

「お前は絶対いい母親になる。それは役としてもそう思えるんだから仕事に繋がる。」

「出産、育児は人間的に大きく前身できるチャンスなんだから魅力は増すと思うよ」

「はぎちゃんの仕事はいっぱいあるから産休明け待ってるから」

「絶対またスクリーンで観たいので辞めないでください!」

マネージャー、友人、家族、そしてファンの方々

沢山の方が本当に暖かい言葉をかけてくれて
もう私絶対やるしかない!と思わせてくれました!

結婚妊娠を世間に公表する時も
アンチコメントなんてほとんど無くて、
みんな祝福してくれた…
それがどんなにどんなに心強かったか…😭

この場を借りて、みんな本当にありがとう!!

女優だけじゃなくて
様々な業種で産休・育休を取ることに
まだまだ躊躇いを感じがちな世の中ですが
絶対私は出産育児を経て
去年の自分より倍…100倍…1万倍
人間的魅力をもって仕事をしていこうと思っています!

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