オーガマン誕生秘話②

「仮面ライダーエグゼイド」を見ていて、医師のヒーローはいるけど薬剤師のヒーローはいないと気づいた私は早速「薬剤師ヒーロー」を創作しようとします。

しかし、進めていく中でヒーローになるのはそんなに簡単でない事が分かります。

ヒーローには、戦うべき理由や大義が必要である事。
活動を継続していく為には、設定、脚本、ステージの装飾や、運営スタッフなどさまざまな人の力が必要である事などなど…

自分自身にも経験がない為、何が他に必要かも分からない状況で企画自体をストップせざるを得なかったのです。2017年の年末頃だったかな。

しかしヒーローになるのを諦めかけた時、企画を大きく一歩踏み出すきっかけになる出会いがあります。高校時代の同級生である友人の井口に、飲み会に誘われた時の事でした。

井口「紹介するわ。剣道部の後輩なんやけど、面白いことしよるけん、大賀に紹介しようと思って」
笹井「初めまして。株式会社悪の秘密結社の笹井と申します。よろしくお願いします！」
私「悪の秘密結社？何をする会社なんですか？」
笹井「怪人業務のアウトソースを請け負う会社です！」
井口「めっちゃ面白かろ！」
私「そりゃ面白い、実はヒーローになりたかったんです。」

話は盛り上がり、翌日に笹井さんは弊社に来られました。

笹井「薬剤師のヒーロー、私に手伝わせてください！」
私「よし、やりましょう。」

止まっていた薬剤師ヒーロー創作のプロジェクトが動きだした瞬間でした。

オーガマン誕生秘話③へつづく

左：私　真ん中：私の子供　右：笹井さん