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2024年3月上旬の簡単日記

20240303

GUNDAM FACTORY YOKOHAMAでガンダムを観る。横浜で実物大(実物大?)の動くRX-78が見られるのは3月末までらしい。

デカいものが動いているところを近くで見るのは興奮がある。

家も遠くないし別にこれ以外に予定ないし、と言いながらのんびり眺めた。


20240304

ローベルト・ゼーターラー 著 、浅井晶子 訳『ある一生』を読む。自分を誰かと一度として比べることなく、80年の人生を過ごした普通の男の話。農場での労働やロープウェイ工事、自然からの暴力、短かった結婚生活、戦争への従軍、近代化の中で見つけた新しい仕事、孤独。淡々とした静かな描写の一つひとつが、エッガーの人生は確かに彼のものだったと示しているみたい。

エッガーはうなずき、部長はため息をついた。そしてこう言った。その言葉を、エッガーはその瞬間には理解できなかったが、一生のあいだ忘れることはなかった。「人の時間は買える。人の日々を盗むこともできるし、一生を奪うことだってできる。でもな、それぞれの瞬間だけは、ひとつたりと奪うことはできない。そういうことだ。さあ、とっとと出て行ってくれ!」

『ある一生』(新潮クレスト・ブックス P.45)


20240314

最寄駅に22時過ぎに着くと迷う。朝から「今日はジムに行こう」と決めていて、他の日は24時を回った頃に家に着いたりしてるのだから、今からだってジムに行けるし行くべきなのだ。そもそも昼は何を食べたのか味噌担々麺だっただろうその分を今日中にほらどうにかするとかなどとごちゃごちゃ考えたのち、その全てを忘れ、モチベーションに頼らず無の面持ちでオートマチックにジムのドアを開けた。

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