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音ゲー回顧録最終回+今日プレイしたゲームたち

別名IIDX回顧録は漸く終わりを迎える。
これも何かの足しになると信じ、お勧め曲とともに振り返りたい。

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beatmania IIDX 11 IIDXRED

プレイ回数は10thより少なかったと思う。
しかし好きな曲は結構多い。まず「Kecak」は聴いてもプレイしても映像を眺めても楽しい曲だったし、「gigadelic」も(ANOTHERを基本的にプレイしない私にとっては)楽しかった。何故か「大桟橋」は妙に気に入って何度も聴いたし、「蠍火」だけは何とか片手クリアができるまで粘ったし、曲も気に入っていたので最初の音だけを切り出してメールの着信音にもしていた。

beatmania IIDX 12 HAPPY SKY

私の中では9thに次ぐヒットであった。ここから本格的にダブルプレイを始めた。左手の練習をする為に、1P側でプレイする友達とも同時プレイができるようになった
ビジュアル的にも当時ハマっていたサイバートランス系のイメージにピッタリで、色々と好みにマッチするところが多いバージョンだった。

Little Little Princess」や「HAPPY☆ANGEL」のハイテンション系、また「garden」や「 Tizona d'El Cid」等のオサレ系など様々な歌モノは聴いて良し叩いて良しの名曲が多かったし、「SigSig」や「Xepher」などの人気曲も非常に楽しめた。「Votum stellarum」がポップンから移植されたのは嬉しくて何度も挑戦したし、「Pink Rose」と久し振りの再開を果たせたのも嬉しかった。

SCREAM SQUAD」、「double thrash」、「FUNKTION」あたりの硬派な曲たちはダブルプレイだと特に楽しかった(LLPのダブルもかなり楽しい)。
Twelfth Style」のムービーではかなり笑ったし、 ( ゚д゚ )彡そう!で有名な「EDEN」はついついプレイしてしまう曲だった。そういえば(´・ω・`)ションボリックっていうのもあったな。懐かしい。

他にもお勧めの曲は沢山あるが、中でも「mind the gap」はこの人本当に天才なんだろうなと思った。

beatmania IIDX 13 DistorteD

このバージョンも良くプレイした。
特にこの時期は1日中ゲームセンターへ入り浸っている日も多く、更に音ゲーへの比重も大きかった。

システム的にはCARDINAL GATEが何より目を引いた。これまでは隠し曲にそこまで執着がなかったのだが、四天王はその演出もカッコ良かったので何としてもクリアしようと思ったし、条件を達成するために色々な曲をプレイした。ワンモアなどには手が届かなかったし、挑戦する気もなかったが…。

曲はまず「CUSTOM DRIVE」が良かった。システム音は全部良かった。本当に良かった。四天王はどれもカッコ良かったが、特に玄武の「Ganymede」が好きだった。
そして代名詞的な「The Dirty of Loudness」。色々とネタにされがちな曲ではあるものの、当時は本当に衝撃的だったしカッコ良かった。
ay carumba!!!!」や「Tonight?」のDistorteD感は中毒性が高く、「tripping contact」と「tripping contact (teranoid&MC Natsack Remix)」はどちらもカッコ良かったし譜面も好きだった。いつ聴いてもサンプリングでKEYBOARDMANIAを思い出して少し切なくなる。今もそうだ。
譜面と言えば「Crazy K.I.N.O.」のダブル譜面は気持ち良くて、よくプレイした記憶がある。やはりこのゲームは叩いてて楽しいのが何よりだ。
Broadbanded」のラス殺しに泣かされ、「Harmony and Lovely」の譜面に癒された。どちらも曲は非常にお勧めだ。

Concertino in Blue」の移植は嬉しかった。譜面はあまり好みではないが今でもプレイするときにはシメに選ぶことが多い。移植というわけではないが、「Bloody Tears(IIDX EDITION)」はこれまたKEYBOARDMANIAを思い出して少し泣きそうになってしまう。

そう言えばTwin AmadeuS見良津健雄さんの訃報もこの頃だったと思う。本当に驚いたし悲しかった。氏の曲はどれも名曲揃いだった。

beatmania IIDX 14 GOLD

GOLDもよく遊んだ。イケイケでバブリーな雰囲気が妙に気に入っていた。
この頃からシングルプレイは殆どやらなくなった。元々が非常に不器用なので、脳が上手く切り替えられずに混乱してしまうのだ。どちらかを辞めようと思って、どこかのタイミングでダブル一本にした。

代表曲の「GOLD RUSH」は雰囲気もバッチリだし譜面も遊びやすくてナイスな一曲だった。そういえば後にMichael A La Modeさんの訃報にも唖然とした。ナイスなボイスには何度もワクワクさせられた。
GRID KNIGHT」や「FIRE FIRE」もハイテンションでイケイケな曲調であり、ダブルプレイでは特に楽しい譜面になっている。
いつも通り「smile」と「2hot2eat」は何度も堪能した。「Second Heaven」の三倍アイスクリームでゲラゲラ笑ってられたのを考えると、本当にアホな学生だったなと思う。(曲をけなしているわけではない、曲は素晴らしい

この頃はプレイ回数自体は多かったものの、あまり多くの曲をプレイしなかった。フォルダはHYPERまで光らせていたと思うが、繰り返しプレイしていたのは限られた曲だけだった。

大した理由ではないが、一応理由は後述する。

それでも充分に楽しめるバージョンだったし、今でもプレイするときにはついついフォルダを開いてしまう。

beatmania IIDX 15 TROOPERS

結構プレイしていた筈だが、この辺になってくると記憶が曖昧なのである。

というのも就職して環境がガラリと変化してしまったからで、それまでの安穏とした暮らしとは打って変わって勉強に明け暮れる日々であった。学生時代に全くと言って良いほど勉強しなかったので、人生で一番必死に勉強した(その後の転職で更に勉強しなくてはならなかったのだが…)。

研修先は新宿だったし職場も新宿から3駅ほどだったので、仕事帰りにゲームセンターへは通っていたのだが、プレイ時間の確保が困難だったことは想像に難くない。想像しなくてはならないくらいに曖昧な記憶なのだ。

曲自体はかなり覚えている。
Blue Rain」は両者のらしさが出ていて、当時の時点で少し懐かしい感じのする泣き系のトランスで好きだった。今も懐かしい気分になれて好きだ。
Wanna Party?」の密かな中毒性も好きだし、「soldier's waltz」はタイトルの通り3拍子が心地良い。「ICARUS」や「Do it!! Do it!!」などは元気が出る(けど疲れる)名曲たちである。
oratio」と「少年A」は毎度ありがとうございますといった感じだったし、当然「avant-guerre」も何度も聴いている。

他にも好きな曲、お勧めな曲はあるのだが、鮮明に記憶に残っているのはこのくらいだった。環境の変化に適応するというのは、本当にパワーの要ることなのだ。

モチーフのせいかDistorteDと記憶が混濁しがちである。

beatmania IIDX 16 EMPRESS

マトモにプレイしたのは本作が最後だ。
この頃は遠くに出向していて、通勤に片道2時間近くを要したので日常的にプレイすること自体がTROOPERS以上に困難であった。

サントラは聴いたので曲だけは知っているが、譜面を知らない曲が多い。プレイしたことのある曲の中からお勧めを幾つか紹介しておこう。

まず「smooooch ・∀・」は非常に元気が出る。譜面も良かったので、気持ちよくプレイできた。動画投稿サイトでは頻繁にモチーフとして使われていた気がする。プレイしているときの気持ち良さで言えば、「Mind Mapping」も良かった。氏の曲は全体的に判定が甘いのが、私のようなヌルゲーマーには何より宜しい
Turii -Panta rhei-」は相変わらずの仰々しさが更にパワーアップした感じで且つ展開が面白い。これもプレイしていて気持ち良いポイントが随所にあり、記憶に残っている。

私の好きなコンポーザーの気配が段々薄れているのを感じた。見たことのない名前や聴いたことのない曲調は新鮮だったものの、この頃の私には刺激よりも安心感が必要だったのであろう。
時代の流れに追い付けず、老兵は去るのみであった。

その後のbeatmania IIDX

私は元々クリアラーでもスコアラーでもなく、ただ気持ち良くプレイしたいだけのヌルゲーマーなので、難関曲をクリアする達成感とか全曲AAAで埋めたいというようなコレクター的衝動とは無縁なのだ。そういった人達を後ろから眺めて「すげーなぁ…」と言っているだけで充分で、自分では好きな曲だけ楽しめれば良かったのである。

スコアラー的な衝動に駆られて必死にプレイしていた頃もあったのだが(HAPPY SKY前後あたり)、そうなると却ってモチベーションが維持できなくて一定のレベルから上達できず、徐々に熱が冷めてしまうのだ。beatmania IIDXというゲームそのものが面白くなくなってしまう。
そういうわけで段位認定も6段くらいまでしかプレイしなかったし、ANOTHERは無理矢理難易度を上げているように感じられてしまったので、基本的にプレイしなかった。好きな曲を選べないのでEXPERTも殆どプレイした記憶が無い。

だからそういう遊び方はきっと私にとって音ゲーとの健全な付き合い方ではないのだろうと思った。そういうわけで後期は本当に限られた数曲しかプレイすることが無かった。
その後のシリーズでも最新フォルダは気になる曲だけ少しプレイしてみて、大半は過去曲を振り返って遊んでいた。

そんな中でも、一時は「beatmania IIDX INFINITAS」を結構頑張ってプレイしていた。

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コントローラは手に入らなかったが、筐体の図面を参考に、実際の高さや距離を可能な限り再現した

ガチってる人には鼻で笑われるような設備だと思うが、私としてはプレイしやすく、とても楽しい環境であった。
この環境は引っ越しを機に解体され、同時にサービス自体も解約したので現在は一切プレイできない。コントローラだけは残っているので、いつか更に仕上がった環境を作りたいとは思っているが…。実現することは無さそうだ。

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現在は、たまに最新機種を見かけては数回プレイしてみるくらいのプレイヤーになった。プレイヤーデータを記録するカードなども随分前に処分したし、スコアを気にせず純粋にボタンを叩く快感…5鍵の頃に感じた音ゲーの根源にある快感を得るためにプレイしている。

今プレイしたい音ゲーは何か

他にも幾つか音ゲーはプレイしていたのだが、あまりにもIIDXに熱を入れ過ぎてしまって書く気力が無くなってしまった。機会があれば書いてみたいが、多分その機会は無いだろう。多分読む人も居ない。

スマホでも幾つか音ゲーはプレイしたことがあるのだが、どうにも長続きしたことがなかった。そもそもスマホゲー自体が大体長続きしないのだ。
というのも、私が求めているゲームは恐らく原始的過ぎるのだと思う。逆に言えばスマホの音ゲーは進化し過ぎているのだ。我々のような原始人にはオーバーテクノロジーであり、そんなゲームでマトモにキーなど押せないしフリックやらドラッグやらと複雑な操作を求められても困るのだ。

音ゲーに限らず、ゲームは単純であればあるほど面白いと思っているし、だからナンバリングタイトルとかで攻略要素とかシステムとかが増えると急にプレイ意欲が減退してしまうのだ。

それでも「Cytus」はプレイしていた。

面白いには面白いのだが、ガチると熱が冷める現象によってプレイ頻度は減っていった。1個ミスったらリスタートとかに疲れてしまったのだ。
続編は進化し過ぎてついて行けなかった。原始人には眩しすぎた

beatmania IIDXのスマホ版「beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE」もプレイしたことがあるのだが、これは様々な理由ですぐにプレイしなくなった。
多分多くの人が同じ理由でプレイを断念していると思う。

jubeat

一番長いことプレイしたスマホの音ゲーは「jubeat plus」かも知れない。

実機をいきなりプレイするはハードルが高かったので、これで遊んでから実機デビューした。
音楽に合わせてキーを押す快感。音ゲーの根源とも言える快感は、このゲームが最も感じやすいような気がする。

やがて実機でもプレイするようになり、「気分上々↑↑」を始めとした各種版権曲とIIDXからの移植曲をプレイして楽しんでいた。
普段音ゲーをプレイしない友人も実機では楽しんでいたので、音ゲーというものを直感的に楽しむには最適のデバイスだったのかも知れない

スマホ版は新しめの機種では動作が安定しないようだ。これは今でも楽しめるだろうに、残念である。しかしながら、いざスマホで音ゲーをプレイしようとすると必ず直面する壁がある。

画面の狭さである。

スマホで音ゲーの難しさ

どう考えてもスマホよりタブレットの方がプレイしやすいのだ。特に音ゲーはその差が顕著に感じられる。

以前はゲームで遊ぶ為にタブレットを購入したこともあった。

段々と持ち歩くのが面倒になって、湯船で動画視聴するための端末になり、そのうちマウスパッド同然の扱いになった。スマホほどの手軽さが無いのと、私にとってはゲームをする以外の用途が無い(動画視聴するにも重いので鬱陶しいのだ)ので、改めてタブレットを用意する気にはなれない

というわけで、スマホで音ゲーはやめようという身も蓋もない結論に至ったのだ。何だそりゃ。

チュウニズム

かなり今更なのだろうが、本日初めてプレイしてきた。

以前秋葉原かどこかでロケテしている様子は見たことがあって、インターフェース的にKEYBOARDMANIAっぽいので興味はあった。しかし例によって人前でプレイするのは抵抗があったので、コインを投入する機会は無かった。

しかし本日、遂にプレイする機会が訪れたのだ。人の少ない地域の更に平日昼間ということで、人目を気にする必要は一切ない。連コさえ可能である。

IIDXの最新バージョン(多分)とどちらをプレイするか少し迷ったが、IIDXのことはもう散々思い出したし書いたからいいや、ということでチュウニズムの初プレイを決断した。

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押し込むことができない鍵盤に少し違和感はある

画面もタッチパネルなのかと思いきや下の鍵盤をタッチしないと反応しない仕様であった。何度も画面をタッチするという無様な姿は、後ろで知らない人に見られていたらプレイ続行不可能であった。

チュートリアルを済ませ、IIDXの曲はあるかな?などと間抜けなことを考えていたが、良く見ればSEGAのゲームである。一時はKONAMIと犬猿の仲で、SEGAの直営店には音ゲーが設置されないというような噂まで耳にしたことがある。あくまでも噂なので、事実は知らない。そんな噂とは関係なく、余程のことが無い限り収録されまい。

せめて知っている曲をプレイしたいと思っていたら、すぐそこに「UNION」が有るではないか。

時代を先取りし過ぎた伝説の特撮!のアニメ版の主題歌である。
アニメ本編については色々と思うところがある(この辺のことはそのうち記事にしたい)のだが、主題歌は映像含め非常に気に入っていた。

というわけで早速プレイしようとしたのだが、速度調整やら何やらのオプション変更ってどうやってするんだろう…?などと思っていたら曲が始まってしまった。辛うじて難易度は変更できたが、他はバニラ状態でのプレイである。実に原始人らしい滑り出しだ。

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最高ランクが何だか不明なので良いのか悪いのかわからない

1曲目はクリア条件を達成できなくても先に進めるだろうと踏んでADVANCEDにしたが、意外と余裕を持ってクリアできた。初プレイの人間にとっては、難易度6というのがIIDXの7くらいの印象だった。

プレイしての感想だが、まず横に長いノーツに驚いた。チュートリアルで説明が無かったと思う。赤いノーツも説明が無かった気がする。どうするのが正解なのか良くわからないが、勘で何とかしようとしたら何とかなったようだ。
やはり独特のアクションである手を挙げたり振ったりという動作には慣れない。慣れないのだが、何となく出来てしまうように設計されているのは凄いなと素直に感心した。ただ私にとっては手を挙げてキープする位置が低くて、そこでブツブツとコンボが途切れた。スツールなど有った方がプレイし易かったかも知れない。
また、グリッサンド的な操作を必要される場面も多く、焦って力が入っていると擦過傷になりそうだ。慣れれば対応できるのだろうが、maimaiで感じたハードルの気配があった。手袋をする程ではない気がするが…。
これも慣れの問題だと思うが、手を挙げてキープした後に判定ラインがどこだか判りにくくなるのが気になった。手を挙げておくラインに注目していると、その後にわたわたしてしまった。
そもそも3Dの音ゲーに慣れていない原始人なので、この辺は最近のプレイヤーにとって気にならないことなのかも知れない。

しかし全体的には非常に新鮮な体験ができて久々にワクワクしたし、そんなプレイ体験を可能にしているセンサー類の優秀さには本当に驚いた。色々とややこしそうだけど直感的にクリアできる絶妙な調整は、音ゲー初心者でも楽しめるような設計になっていると感じられた。

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この曲が収録されているというだけでプレイする価値がある

時間が無かったので1クレしかプレイできなかったが、機会を見つけて再びプレイしてみたい。やはり音ゲーは面白い。

天才銃士

当然ながら本日もプレイしている。

相変わらずチャプター7と8の反復横跳び状態なので特筆すべきことは無いのだが…。もう少しまとまったプレイ時間が確保できれば、チャプター9や闘技場も周回したい。

アプデが待ち遠しい…。

おわりに

beatmania IIDXについては本当に思った以上の量になってしまった。頭がおかしくなるかと思った。いや多分おかしいからこんなことになっている。

無暗に書き始めるのは良くないと改めて痛感した。これまでも思い付きだけで書き始めて何にもなっていないソースコードや、適当に描き始めてゴールを見失った落書きに多くの時間や資源を費やしてきた。
これらが無駄なものであると断じてしまうのは簡単なことだが、それを無駄にしない為に多くの人は色々と足掻いているのである。

そうとでも思わないとやってられないのである。


因みにこの記事は7777文字である。どうでも良いが、何となく調整してみた次第だ。

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