看病木曜日
一昨日から熱を出している上の子が、今朝も38度近く出していた。
元気そうに朝食を取り、下の子と保育園へ行くのを笑顔で見送ってくれ、言いつけ通り大人しく留守番をしていた。
昼食などの買い物を済ませて帰ると、微熱程度まで下がっており、午前中は横になって絵本を読んだり歌を聴いたりして過ごしてくれた。その間は私も仕事をすることができるのだが、2時間もすれば寂しくなって色々話し掛けてくる。
そうなればもう全力で相手をしてやるしかなく、急ぎの用事だけ済ませた後は、一緒に遊んだりドラマを観たりした。つまり絶え間なく投げ掛けられる「ねーねーおとーさん」や「あのさあのさ」に応じ続けることになるのだ。
その流れで一緒に昼食も取り映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』を観始めた。ソファに身体を預け、ふたり並んで観ていたのだが、どうも我が子の身体が熱いように感じる。映画に集中しているだけかも知れないが、少し元気もなくなってきた気がする。嫌な予感がする。
一度中断して熱を測ると、予感は的中した。
うちの子達は熱性痙攣を持っており、これまで何度も肝を冷やしてきた。映画を中断されて不満気な我が子を制し、慌てて解熱剤を飲ませて横になるよう説得した。
こんなこともあろうかと買っておいたブンブンジャーの食玩を組み立てることで快諾してくれた我が子は、笑顔でベッドに横たわり、すぐに寝息を立て始めた。
日曜朝のヒーローよ、我が子も熱から救ってくれ。
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