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スマホゲーム[HEROICS]│アーチャー伝説(Archero)インスパイア系の新鋭

はじめに

初めて書いたnoteの記事は「アーチャー伝説」インスパイア系ゲームの紹介記事であった。

この中でも「Genius Shooter(天才銃士)」というゲームは暫く遊んでいたし、攻略記事やプレイ日記についても結構な本数を残した。大した内容ではないが、自分なりに頑張って攻略していたと思う。

今や天才銃士を含め、このときに紹介したゲームはどれも続けていない。それでも天才銃士には大いに楽しませてもらったし、今でもよくできた面白いゲームだったと思っている。ただどうしてもデイリー消化が面倒になったのと、怪しいアリーナの仕様、そして急激に強化された集金システムが好きになれずに辞めてしまった。

とは言え私にとってスマホゲームというのはそういうものであって、サっと遊んでサっと辞められるものであるから良いのだと思っている。「やらなければいけない」と思い始めたら辞め時なのだ。

そんな私が遊び始めたのが、今回紹介する「HEROICS」である。

Risk of Rain2」や「VALHEIM」もまだまだプレイしたいのだが、纏まった時間を確保するのが容易でない状況であるということと、Googleのアンケートに回答するうちに貯まったポイントを何らかのゲームで使えないかと思ってPlayStoreを開いたのが始まりだ。

このゲームをプレイしようとした理由は以下の2点である。

・アーチャー系のゲームにしては意外とグラフィックが凝っている
・早期アクセスなので面倒な日課が無さそう

早期アクセス故に(かどうかはわからないが)日本語には対応していない。しかしこの手のゲームが日本語に対応していないからと言って困ることもないだろう。

面白ければ応援の意味も込めて課金してみようと思いつつ、私はダウンロードを実行した。

はじめての「HEROICS

起動してみると、とんでもなくバタ臭いキャラクターが私を出迎えた。

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この目つきで謎のドヤ顔、そして謎の鶏が羽を広げて立っているが、何故か足元には金貨が散らばっており、しかし手前の地面は陥没しているようにも見える。画面の全てが不穏で、背後の木にある目など却って自然に見えてしまう。これは非常に期待できる。

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ゲーム画面になるとオーソドックスな「例の感じ」であるが、背景には意外と力が入っているように見えるし、今までプレイしたどのアーチャー系よりも綺麗に見える。動きも良い感じだ。

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更に驚いたのは、ストーリーパートが用意されていることである。これは思いの外手の込んだゲームなのかも知れない。HEROICなんていう雑なネーミングの割に侮れん…。

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ホーム画面やステージセレクト画面は「いつもの」である

プレイした感想(悪い点)

良くも悪くもアーリーアクセスである。

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公開されているステージは全13ステージ

しかし悪い点はそれほど思い付かない。まだ公開されているステージが少ないということもあるが、遊びにくいと感じることもなく、基本的にはサクサク進むし、無課金でも装備は頻繁に更新できる。

1つだけ挙げるとすれば「広告が多い」ということである。

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1時間に1回(多分)配布される「Free Resources」が6種類(プラス鍵)あり、運が悪ければ全て30秒広告になってしまう。毎時全て回収しようとしたら大変過ぎるので、気が向いたら回収しておこうくらいの心構えが良いのだろう。それにしては割と豪華なので、このあたりも意表を突いてくる。

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たまにこういうのが出てくるのはご愛嬌

この他にもコンテニューや3択スキルのリロールなど、多くの場面で広告視聴の選択肢が表示される。人によってはかなりストレスに感じられるだろう。

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正式版では幾らかの課金で広告削除を販売する予定なのかも知れない。そうなればかなり快適に遊べそうなので、500円くらいならば買う人も多いのではないだろうか。500円なら私は買う

プレイした感想(良い点)

良い点かどうかはわからないが、基本的なシステムは本家を踏襲しているので、非常にわかりやすい。面倒なアレンジは特に無いが、より遊びやすくなっているように感じた。

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お馴染みのタレントシステムはジェムを使うことでリセットが可能になっている(回数制限は不明)

戦闘中も極端にストレスを感じるような攻撃や、理不尽な動きをするボスなどは見当たらなかった。一部に強力過ぎると感じられるボスは見られたが、慣れれば攻略できそうなレベルである。

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道中には、味わい深いサポートキャラクターたちが出現する

このゲームのキモとなる部分である特殊攻撃については、本家や他の多くのアーチャー系と比較すると格段に遊びやすく、そしてテンポの良いものになっている。

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画面右上にある3つのアイコンが上から近接武器、投擲武器、魔法武器となっており、それぞれの武器毎にクールダウンや射程距離が存在する。これらはクールダウンが明け次第、適正距離に近付くことでその範囲が表示され、指を離すことで発動する。

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一瞬で発動する上にモーションも殆ど無く、また発生保証があるので被弾しようが別な攻撃を発動しようが中断はされない。従って指を離すのは一瞬だけで良く、ゲームプレイのテンポを損なうことが無い。任意の武器を任意のタイミングで使用するには慣れが必要だし、タップで発動系の操作と比べるとやや難しい。しかし片手で操作が完結するというのは素晴らしいことであり、遊び易さを優先した英断だと私は感じている。

それぞれに武器を集めなくてはならないのだが、本作はかなり装備が集め易くなっている(少なくとも現状は)ので苦にはならないだろう。なお、同じカテゴリの武器でもモノによって範囲や威力が異なる点も面白い。

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5日目のログボを獲得じた時点で、レジェンダリになっていないのは3箇所のみだ(ヘルメットはコロナ対応)

また、多くのインスパイア系と違い、装備のランク上げは合成ではなくクラフトによって行うことになる。クラフトには設計図が必要だが、一度ドロップしたギアには必ず設計図が付いてくるので、素材さえ集まればいつでもクラフトできるようになるのだ。

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ペットもクラフトできる…

最終的にはクラフトによって付与されるランダムアビリティを厳選するという沼が待っているのだろうが、相当な高難易度マップが登場しない限りは必要ないだろう。

クラフトに必要な素材や金貨を収集するためのマップや、設計図ドロップを狙う為のダンジョンなども既に用意されている。現状はあまり効率が良いとは言えないので、今後の調整に期待したい。

また、公式のDiscordでは気まぐれでジェムや金貨の配布イベントが突発的に開催される。今後の調整予定なども頻繁に発信されているので、ゆるくプレイしつつチェックしていこうと思う。

おわりに

スマホゲームで「おぉ」と思ったのは久々だ。それがまたこの系統になってしまったのだが、これらのゲームはスマホでプレイするのが最適であり、スマホゲームというのはこのくらいが丁度良いということなのかも知れない。少なくとも私にとってはそうなのだろう。

音ゲーや縦シューなども悪くはないが、いずれもタブレットでプレイした方が快適である。本作も今後は際どい弾避けを要求されるゲームに発展する可能性はあるのだが、それにしてもタブレットでプレイしたいとは思わないだろう。私の中でスマホゲームの最適解は、これらのインスパイア系であるという結論に至ったのである

因みに本作の提供元はキプロスに拠点を構えているようだ。キプロス…全く馴染みの無い国のゲームをこうしてプレイしているという現実が、それだけで何だか面白い。日本語対応されれば、とんでもない日本語訳が出てきそうでワクワクする。


因みに因みに、日本人のギルドが満員だったので自分でギルドを作った。

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Japanese.jp」という何ともやる気のないギルドではあるが、もし興味のある方が居れば自由にご参加いただきたい。現状ではキックもチャットもする気は無いので、よしなに。

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