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音ゲー回顧録+天才銃士

昨日の続きを書いていたら、本当に長くなった。

様々な音楽を教えてくれた音ゲー

beatmania IIDX 5th style」をプレイするようになってから、音ゲーに限らず様々な音楽に興味が湧くようになった
お勧めの曲をご紹介しつつ振り返ってみたいと思う。

beatmania IIDX 5th style

注目曲である「V」も良かったのだが、当時の私には「sometime」や「1989」が衝撃的だった。特に久保田修さんの曲はここから繰り返しプレイし、聴き続けることになる。

この頃はまだまだアーケード筐体でプレイするのが恥ずかしかった。あるあるだと思うのだが、上手い人のプレイを見た後だとプレイしづらかったり、ギャラリーが増えると調子が悪くなったり(稀に良くなることもある)するのである。当たり前のことだがこれはアーケード筐体特有の現象であり、同時にこれこそがゲームセンターという場の価値でもあると思う。
プレイするのに行列しなくてはなないような店舗ではなかったのだが、それでも特有の緊張感があった。この頃は独りでプレイしに行くことが多かったので、尚更だったのかも知れない。

KEYBOARDMANIA 3rd MIX

一方このあたりで稼働開始された「KEYBOARDMANIA 3rd MIX」は、残念ながらシリーズ最終作となってしまった。友達とセッションで楽しむ機会も多かったので、音ゲーを協力してプレイするという体験がまた新鮮であった。100秒の愛称で知られる「The Least 100sec」には大いにハマり、その後も佐々木博史さんの曲を追いかけ続けた。退社されたときには非常に悲しかったことを覚えている。100秒と「Illegally Sane」のお陰で「Emerson, Lake & Palmer」を知った。

当然ながら「Carezza」もウンザリするくらい聴いたし、後にIIDXへも移植された「Frozen Ray」も好きだった。これまた移植されることになった「Pink Rose」はロボットを眺めながら休憩できる素晴らしい一曲だった。
このあたりの曲は移植された際に初出が「KEYBOARDMANIA」であることを知る友達が少なかったので、そのことを良く知っていた私は少なからずドヤっていた。非常に鬱陶しかったことだろう。

アーケード筐体が姿を消し始めた頃に家庭用を購入し楽しんでいたが、やはりアーケードと比較すると物足りなかった。今でも専用コントローラは実家に眠っている筈である。

最後まで実機ではダブルプレイをロクにできなかったのが非常に心残りであった。良くプレイしに通っていたゲームセンターで毎回のようにお手本のようなダブルプレイをしていたスキンヘッドのオジサン、名前も知らないし顔もマトモに見たことは無いが、今も元気にしているだろうか。

このあたりから別のゲーム(主にガンダムやバーチャロンフォース)のリリースで忙しくなり、ゲーム業界そのものが隆盛を極めて非常に面白い時期であったとともに、音ゲーのプレイ頻度は低くなった。
しかしゲームセンターでは様々な人と知り合うことができたし、多くの出会いと別れに悲喜こもごもであった。このあたりは音ゲーとは殆ど関係ないので割愛するが、機会があれば少し書いてみたい。

beatmania IIDX 6th style

本作では「Five Regrets」や「Linus」に惹かれ、「Beautiful days」をプレイしてからはFPMのアルバムもチェックするようになった。

プレイ回数自体は非常に少なかったので、他の多くの曲は聴くことなく稼働が終了していた。

beatmania IIDX 7th style

続く本作は刺激的だった。「foreplay」は序盤からの疾走感のまま目まぐるしい展開を駆け抜ける様が堪らなかったし、クリアするのは難しかったが「spica」は6thの「Linus」と同様、毎回のようにプレイした。しかし何より「The Beauty of Silence」の存在が大きかった。版権曲なのだが、私にとっては「7th style」の代名詞的な一曲になっている。

ここから「Velfarre Cyber Trance」もチェックするようになり、サイバートランスを入り口にミニマルやゴアを聴くキッカケになった。残念なことに「Velfarre」へは一度も足を踏み入れることができなかったのだが。

beatmania IIDX 8th style

このあたりからは鍵盤を右手のみでプレイする、所謂片手プレイに取り組むようになった。大学への進学で生活環境や交友関係が広がり、一緒にプレイする友達にも出会った。2P側でプレイする友達と出会ってからは、同時にプレイすることが多くなり、こういった挑戦をしても片方がクリアできれば先に進めたのだ。音ゲー以外でも色々と遊んでくれる、有難い存在であった。

Smoke」や「MUSIC TO YOUR HEAD」が非常にクールで良く聴いていた。譜面の関係上、プレイするのはあまり好きではなかった…。
毎度期待を裏切らない久保田修さんの「Red Nikita」で盛り上がったし、「WAR GAME」は片手プレイだとプレイしていて非常に楽しかった。後にダブルプレイをするようになっても頻繁に選曲した。「Attitude」は映像も大好きだったし、「LOVE IS ORANGE」の疾走感とオサレ感は多感な大学生に刺さった。「airflow」は長いこと着信音にしていたし「World Wide Love」の清涼感で癒された。
しかし何より「murmur twins」が本バージョンのベストであった。片手プレイだと非常に疲れるのだが、高音が割り当てられたスクラッチの気持ち良さや流れるような高速階段の疾走感、歌声も相俟って最高の1曲であった。IIDX全体を通して3本の指に入るほど好きな曲である。

beatmania IIDX 9th style

本作のプレイ回数は私の中ではかなり多い方だったと思う。サントラも一番聴いたかも知れない。9thの稼働が終わっても、比較的頻繁に聴いていた。

その中でも特にこれこそはという曲を選ぶとするならば、まずは脇田潤さんの「moon_child」と「Make A Difference」は本当によくプレイした。前者は結局片手プレイでクリアできなかったと思う。後者は所謂ラス殺し的な譜面だったが、「あんみつ」と呼ばれるズルで何とかクリアしていた。曲自体も素晴らしく、いずれもピアノの音が効果的に使われていて「らしさ」が非常によく出てている曲だと思う。

The end of my spiritually」のエフェクトには痺れたし、「Cradle」の疾走感も元気が出た(譜面は苦手だったが…)。「Silvia Drive」の映像に関しては友達と半分本気で消す方法を検討(タオルの導入など)しながら楽しんだ(曲と譜面は素敵だ)し、「Dreamin' Sun」は今でも当時の暑い日差しを思い起こさせる。「BRIGHTNESS DARKNESS」とか「bag」あたりの曲調にはとても新鮮さを感じたし(どちらも良譜面)、「Golden Horn」は今回もやってくれましたと思った。アルバム収録のロングバージョンが特に好きだった。

他にも良い曲は沢山あったし、未来を感じさせながらも派手過ぎないシステム音やビジュアル面は特に気に入っていた。全体の完成度は、私の知る限りIIDX随一だと思っている。
この後は使える限り9thのカスタムを使っていた筈だ。

beatmania IIDX 10th style

これまでもそうだったのだが、「KEYBOARDMANIA」以外の音ゲーはゲームセンターへ行く目的のうちの1つであり、メインではなかった。
この頃はその傾向が更に強くなり、プレイ回数はかなり少なかったと思う。それでもそれぞれのバージョン毎に思い入れのある曲があるあたり、音ゲーってスゴイなと改めて感じる。

特に10thとRedは収録曲もあやふやである。「えっ、この曲は10thに入ってたの?」みたいなのが多い。しかも曲自体は意外と鮮明に覚えているし、プレイした記憶もかなりあるのだ。しかし当時のことが今ひとつ記憶に残っていない。嫌なことが沢山あったのかも知れない。

好きだった曲は「Lucy」「scherzo」といった毎度お馴染みの方々は当然のこと、毎度と言えば「SPACE FIGHT」の雰囲気はお馴染みであったが特に好きだった。「1st Samurai」のサンプリングマスターっぷりはこれまでと比較しても特に良かったし、5鍵の頃から毎回一定の世界観を構築されてる中でも「ALIEN TEMPLE」は気に入った。「ASTRAL VOYAGE」や「Boundary」の正統進化もスゴイ。

新たな衝撃というような要素は多くなかったが、安定感のあるバージョンという印象である。だから私の中では記憶に残りづらくなってしまっているのかも知れない。

天才銃士

音ゲーのことを思い出していたらそれほどプレイできなかった天才銃士

闘技場の決算は以下の通りであった。

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地味に上位同士で入れ替わりがあったようだ

ベスト10入りできただけでも充分である。とにかくスコアを稼ぐ方法が解明できない以上、今後も上位入賞は益々厳しくなっていくだろう。とは言ってみたものの、特にできることが無いのだ。

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決算後のプレイで既にこのような様子だったのだが、今日は仕事と記憶の掘り起こしに疲れたので、明日以降頑張れれば周回してみたいと思う。

そういうわけでスタミナ(ピザ)だけは沢山あった。なるべく消化して金貨は稼いでおきたいので、とにかく短時間で周回できるチャプター8を周回した。

本当にお手軽に周回できる。
ある程度の戦力があれば、基本的にどこでもお手軽に周回はできるものだが、スタミナ度外視で時間効率だけ考えれば最適であろう。

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戦利品も意外と悪くないのだ

当面の間はチャプター7と8を反復横跳びすることになりそうだ。

アプデまだかなぁ…。

つづく

私としても不本意なのだが、音ゲー回顧録は続くのだ。

既に弐寺回顧録と化している上に、最早当初の目的はほぼ完全に見失っているのだ。そもそも書きたかったのはスマホでプレイできる音ゲーを探す記事だったのだ。しかし今はそんな記事書きたくもないし、何しろもう音ゲー自体プレイしたくなくなっている。
昨日から延々音ゲーのサントラを聴いているせいで、もう相当プレイしたような気分になってしまいっているのだ。
私は一体何をしているのか。

明日こそは何とか終わらせたい。明日終わらなかったら打ち切ろう。


文章を書くのも凄くパワーが要る。この程度でも本当に疲れてしまう。
5,000文字とかの記事を量産している人には本当に頭が下がる。

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