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セルリアンのいない優しいアライさん界隈をつくる方法
「セルリアンが居ない優しいアライさん界隈」を実現する方法を思いついたの。
— ペパプみたいにはなれなかった清掃員のトキ (@_nipponia) August 20, 2019
かなり古典的で、1番正攻法な手段だと思うわ。
ただし長となる子には、とても強い覚悟が必要だから……やっぱり無理じゃないかしら。
仮にセルリアンがいてもいいのよ……追い出す必要はないわ。
— ペパプみたいにはなれなかった清掃員のトキ (@_nipponia) May 21, 2019
誰かにとってのセルリアンが、誰かにとってのフェネックかもしれないもの。
見ての通り、わたし自身は『セルリアンのいない優しいアライさん界隈を作るべき』という意見とは、真逆な立場のフレンズなの。
でも、長の覚悟と仲間の協力次第では作れるかもしれないから、その方法をここに書いておくわね。
覚悟あるフレンズたちが、きっと実現してくれると期待して……
❏派閥化(群れづくり)
「攻撃的な子がいるからと言って、その子に反省を促すのはとっても難しいのだ」
「Twitter社のルールを犯すほどの違反行為をしてなければ、界隈から追い出すのも難しいのだ」
「つまり界隈自体を変えるのは現実的じゃないのだ」
そうね。他人を変えようとするより、自分たちが変わったほうが早いわ。
「でも、嫌な人のためにTwitterを辞めたくはないし、鍵をかけて新しいフレンズとの出会いを拒むのも嫌なのだ」
じゃあ、イチから自分たちの居場所を作ればいいんじゃない?
……そう考えたわたしは、派閥化という結論にたどり着いたの。
この派閥化のシステムをザックリ説明すると、
①セルリアンの情報を、みんなで共有してブロックしましょう
②怖がりな子や心が繊細な子は、派閥内の子だけフォローしてれば安心(もちろん派閥外の子をフォローしてもOK)
……って感じの構造よ。
派閥化って聞くと、閉鎖的な暗いイメージを持つ子が多いと思うの。でもこれは、あくまでTwitter内で共通のルールを持った子たちのグループを作るだけだから、そこまでの危険性はないと思うわ。
広~い解釈で考えると、会社や趣味サークル、果ては国や、動物の群れさえも派閥と言えなくはないの。 これらは全て、共通の文化で持った人の集まりのことだから、それ自体に良いも悪いもないのよ。
それに、群れに愛想が尽きたら抜けちゃえば良いだけだものね?
◉個々人でブロックするのと何が違うの?
って思う子もいるだろうから説明しておくわね。
さっきも書いたけど、怖がりな子や心が繊細な子は、同じ群れの子だけフォローしてれば安心……ってところが大きいと思うわ。
怖いものを見せられる可能性がグッと減るし、何気にこの案最大の売りだと思うのだけど……どうかしら?
❏識別コード
それで派閥化(群れづくり)の具体的な方法だけど、これは簡単。タイトルにもあるように、識別コードを使えばいいだけよ。
この識別コードというのは、名前の後ろに付ける「@◯◯団」とか「@◯◯派」みたいな単語ね。
例えば……
アニメの好きなアライさん@優しいア界隈
みたいな感じかしら。
識別コードのネーミングは、
@真のア界隈 でも
@ネオ洗界隈 でも
@ジャパリパーク でも
好きな物で良いと思うけど、群れ内の仲間で統一されてることが望ましいわね。
その理由としては、フォローしても安心な子だって判る目印であるのがまず第一ね。あとは帰属意識とか、守りやすい/守られやすくて安心とかの理由があるわ。
管理者サイドの都合としては、ルールにひっかかった人を見つけた時に、即ブロックリスト入りするか、同じ群れの仲間として説得するかの判別がしやすくなる効果があるわね。
❏ルール
セルリアンと判断する基準となるルールのことね。
仲間内でもルール違反をする子がいたら、まずは注意してあげる感じでいいんじゃないかしら。
一応わたしからも、いくつかルールを提案してみるわね。
・人格批判をしない。
・エログロなど過激な画像・動画を貼らない。RTしない。いいねしない。
・自撮りをアップしない。
・フレンズの口調をやめない(ここはあまり厳しく指摘しない方向がいいかも)
・群れを抜けたフレンズを、裏切り者扱いしない。
・群れの仲間をミュートやブロックするのはOK。
・側近のフレンズ全員(または8割?)の不信任票が集まったら、現行の長を辞めさせることができる(長の暴走を防ぐためのルール)
ザッと思いつくのは、こんなものかしら。
わたし自身は、そこまで界隈を清潔にするべきだと思っていないから、適切なルールを作れてるかちょっと分からないの。長が正しいと思うように調整してみてね。
❏長の条件とキレイな独裁
で、実際に誰が界隈を管理するかだけど、ひとりの長による独裁制を推すわ。
その主な理由としては、民主的なチームは高確率で崩壊するからね。 ひとつの議題を決定するのに、ダラダラ長時間話し合って悩んでいたら、みんな消耗しきってしまうし、時間も無駄にかかるからオススメしないの。
みんなの意見を公平に取り入れたいって気持ちも分かるけれど、実際にはスピーディーに意思決定することや、間違いに気付いたらサッサとリカバリーすることの方が重要なのよ。
それとね、独裁って聞くと悪の枢軸国とか、悪の秘密結社とかを想像するかもしれないけど、そんな大したものじゃないわ。
だって中小企業のほとんどは、ワンマン社長の独裁でしょ?
だからね、独裁イコール悪ってことじゃないの。
どっちに転ぶかは長次第よ。
◉長の条件
長は誰にでもなれるわけじゃないわ。
いくつか条件があるから、ひとつずつ説明していくわね。
➊多忙すぎないこと。
ブロックリストの管理くらいはできなきゃ話にならないわね。
➋権力に泥酔しないこと。
権力を持った途端に気が大きくなって、どっちがセルリアンだか判らなくなっちゃうような子には、長は任せられないわね。
➌理性的であること。
優しさの規範にはなれなくても、せめて安全な存在じゃなくちゃいけないわ。
間違っても怒鳴ったり、罵倒したり、八つ当たりなんてしないようにね。
➍ルールの奴隷であること。
ブロックリストに入れなきゃいけない子が、長と仲良しだったら?
他の子を傷つけるけど、自分と親しいフレンズだからって、わざと見逃してるようでは、いつか信用を失うかもしれないわ。
自分で決めたルールくらいは守ることね。
➎決断力があること。
早めにどうするか決断して、さっさと対処しなきゃ
仲間が悲しみに耐えられなくなって、アカウントを消しちゃうかもしれない。
……なんて場面にも、いつかは直面するはずよ。
➏嫌われ者になる覚悟があること。
時には仲間を叱らなくちゃいけない時もあるわ。反論されることだって。
その度に辞めたいと言ってるようでは、長を信じて付いてきている子たちが不安がっちゃうわ。
こんなのは序の口だけど、わたしが思いつく長の条件はこんなところかしら。
◉側近について
長1人だけで組織を回していくのは大変だから、あるていど信頼できる側近に手伝ってもらうのをオススメするわ。
ちなみに、個人的にいると心強いと感じるのは……
1.長の仕事を手伝うテキパキ系の実務家タイプ。
2.堅実で長のブレーキ役にもなる常識人。
3.ブレーキ役兼ルールをバッチリ把握して、時には嫌われ役にもなれる風紀委員タイプ。
4.問題が煮詰まった時に突破口を開く、賢将ポジションのアイデアマン。
……って、ところかしら。
当てはまる子を見つけたら、勧誘しておいて損はないかもね。
❏情報共有
ルールと照らし合わせて、セルリアンと思われる人を発見した場合、群れの仲間から長に報告したり、逆に長からセルリアンの情報を流して、仲間にブロックを促すシステムよ。
必須というわけではないのだけど、その際は2つのDMを使い分けると便利だと思うの。
ひとつずつ説明していくわね。
◉相談用DMグループ
派閥内のフレンズ全員から長に向けて、セルリアンの情報が送られてきたり、ルールに対する質問が送られてくるDMよ。
◉ブロック指示用DMグループ
こっちは、長や側近から群れの全フレンズに向けて、セルリアン情報(長の審査の結果セルリアンだと確定した子の情報)を知らせるためのDMね。
情報を見返しやすいようにするために、こっちのDMでは長や側近以外のフレンズは発言禁止にするのをオススメするわ。
……って、DMをふたつに分ける案を出してみたけれど、セルリアンの情報がひんぱんに流れてこないなら、一本化しちゃっても問題ないと思うの。
ひとつのDMにつき50人しか入れないって制限もあるものね。
その辺りは状況次第で、臨機応変に対応してみてね。
❏有力者と無用に敵対しないこと
これはどちらかと言えば、炎上対策ね。
ヘタに影響力のある子に目をつけられて、群れの悪評を流されたりすると、仲間たちが肩身の狭い思いをしちゃうかもしれないわ。
でも攻撃された時は、仲間を守るために説得を……じゃなくて、わたしとしてはサッサとセルリアン情報を共有して、みんなでブロックしちゃうことをオススメするわ。
言うまでもないけど、攻撃と議論の区別くらいはつけておいてね。
❏謝辞と、おわりに
……ふぅ。
以上が、わたしの考えた『セルリアンのいない優しいアライさん界隈をつくる方法』よ。
パッと頭に浮かんだことでも、全部書きだしてみると、結構な文章量になるのね……
そこそこ長いのに最後まで読んでくれて、ありがとうね。
実際にこの案が実現するかはともかく、読んでくれた子がいるなら、自称ライター冥利に尽きるわ。
そして、自由に使える画像を描いてくれた、ピクセルベベルさん(https://twitter.com/pixelbevel/status/1118748017891221504)
トップに素敵なアライさんの画像を使わせてもらったわ。
ありがとうございました。
わたしの思いつきにアイディアを出してくれたフレンズ達と、ノウハウの公開に期待してくれたフレンズ達にも感謝を。
背中を押してくれて、ありがとう。
もしこの方法で、新しい界隈を作ろうと決心したフレンズがいるなら、願わくば幸せな界隈をつくれますように。
がんばってね。
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