それは青い空だった。突然切り裂いてゆく白い飛行機雲が線を描きぼやけて消えていった。
僕は今何をしていたのだろう。手には小さな種が三粒。黒い小さな種だった。僕はそれを大事にポケットに入れた。家についてポケットを探ると何もなかった。ただ、ポケットの底に小さな穴がポッカリと開いていた。

おそれいります。いただいたサポートは、1/3を自分の楽しみのために。1/3を家族のために。1/3を世のため人のため誰かのために。そこに1/3を上乗せして、1/3を未来の創作のために。使わせていただきます。三方一両損をイメージしながら、使わせていただきます。