テンションの低い日の随筆
しょんぼりとしている。そうか、今日は薬をのみわすれていた。
いや、のんだかな?
のんだな。
沈みそうなときはムリに浮上を試みない。
それは、沖への流れに逆らって泳ぐようなものだ。体力と気力があれば、そうしよう。しかし今は、パワーが出ない。
とんでもない嫌なことがあったわけでもなければ、とんでもない悲しいことがあったわけでもない。
しかし、充電のじかんだと感じる。
ちなみに、沖への流れがあるときは、直角横方向へ泳ぐと良いと聞いたことがあります。
なにか気をそらすことをやっていようかしら。
コーヒーの窓辺は今日も穏やか。
空は曇りの涼しい日。
あれこれやり過ぎ手を広げすぎ、とか母は叱ってくれたけれども。
今私はまた違う世界を見たい。
サヨウナラ、今までの世界。
コンニチハ、これからの世界。
だから私は手を広げる。
翼を広げてあの空へ。曇っているけれども。
聞いてくださる?
聞く聞く。
たあいのない日常は、大切な心の栄養であって、大切な思い出になる。
人の目を気にすることは大切だけど、人の目のために生きる必要はなくて。
コーヒーカップの空っぽ。
大空の空っぽ。
気持ちの中の小さな空きスペースに、その空っぽを詰めておきたい。緩衝材でクッションな余裕をもっていたい。
なんの脈絡もなく。
聞いてくださいますか?
聞いてくださいますか。
あの。
聞かなくていいので、このつぶやきを自由にさせておいてください。
エピクテトスさんは、奴隷出身の哲学者の方ですが。
どんなに自由を奪われても、心の中は自由でいることができる、というようなことを言っていたらしいという、記憶があやふやにあります。
いいなあ。私は紙とペン、もしくはスマホと書くスペースがなければ、心が散らかってまとまりませんよ。
紙とペンを手にして、私の人生は変わりました。良い方向へ。
しゃべるのは苦手なので、書くと思いが伝えやすく感じます。
ありがたいです。
ありがとうございます。
さあて。
今日は何をしようかな。
どこか行こうかな。
遠く。
遠く。
遠くに。
青空が少し見えた。
いただいたサポートは、本を買うことに使っていました。もっとよい作品を創りたいです。 ありがとうございます。