もう好きじゃない(愛してる)男性目線
才の祭、大賞。
ちょこ様の素晴らしい小説ありがとうございます!
こちらに歌詞をつける企画へ、応募いたします。
(いくつでも良いとのことなので!)
詳しくはこちらです。
どうもありがとうございます!
今回の作り方……
ちょこさまの小説の男性の部分だけピックアップ。(女性の目線が大きいため)そして思ったことをメモメモ。
『ちょこさまの小説(男性目線)と思ったことをメモメモ』
デニムに直接スマホをねじ込む→こまかいことはきにしない。
記念日(明日)に上京してくる友達と約束。→情があつい。
久しぶりに飲みたい。断れない。
強めに言うと珍しく言い返してきた。
格が違う。
もう好きじゃないよ。
静かに言った。
友達より大切だって伝えたくなった。
着信もLINEもない。
それはうしろから追って見えてるからなのでは。
話しかけるチャンスはツリーの下に座ったとき。
くすんくすんと鼻をならしている彼女に、
彼女に白い毛糸のマフラーをふわっと首周りに。
ああもう
彼女にコートをさっとかける。
なあ、まだ怒ってるの?
「知らない」
…ごめん。悪かったよ。だから顔上げて
「言っていいことと悪いことがあると思う」
じゃあ言う。(←ここポイント)勘違いをしてると見抜いた。
ちゃんとまだ好きだよ
もう好きじゃないよを打ち消し言葉。感情的ではなかった証拠。
責任感がある。
うっかりひどいことを言うと彼女に思われてる。(未熟で若いから青いから)
やっと顔上げたな
「えっと」
今回のことは俺が一方的に悪い(彼女の扱いは分かってる、潔い)
「…そうだよ」
彼女の手を引いた。(おしゃべりなし)
急に駅ビル内へ進む。(なにも言わずに)
「ちょっと、どこ行くの」
すぐわかるって(説明なし)
目的地を言わない、訳も言わない。
一年の記念日前日に高級レストラン。
「こんなところに連れ出してどういうつもり?」
実は今日の『もう好きじゃない』の本当の意味なんだけど
「え?」
好きじゃないって、悪い意味の方じゃなくて
「どういう意味か分からないよ」
だから!好きっていう意味の最上級って言ったらわかる?
かっと怒ったような顔をした。照れてる。
その耳の赤さ。照れてる。
彼は今まで一度もその言葉を言ったことがない。
言ってもスキまででそれ以上を言うつもりがあったとは。彼女も知らなかった。
「ごめん、どういう顔したらいいかわからない…」
いや、俺こそごめん。いきなりで…
「なんで今ここで言うの」
本当はあのあとすぐ言うつもりだったんだけど、ぱっと出てっちゃったから
「けど、なんで喧嘩中に…」
友達より大事だって伝えたくなったんだよ
ごくごく水を飲む彼女をみて笑う彼。
二人で声をおさえて笑った。
「ありがとう」
俺こそありがとう。
かのじょの心の氷を溶かしてたことに気づいていない?
「いつ言ってくれるの?」
うーん、さすがにここでは無理だな
「帰ったら?」
そうなるけど、なんか改めて言うとなると緊張が
「じゃあ私も言おうか」
それがいい!
グラスのツウッとしみを気にする彼女にさっとウエイターを呼ぶ。(気が利く)
はじめに小説を読んだときは、好きって意味の最上級という言葉などから、もっとおしゃべりな人かと思ってました。しかし、なにも言わずに手を引いていくシーンなどから、案外好きって言葉に出すのが苦手な不器用っぽいかな、とか思いました。
それをふまえて、歌詞を作ろう! と思ったことまでは覚えているのですけれども、途中から眠くなり、朝気づいたら歌詞がnoteに書かれてて出来てたので、ちょこっと修正して、応募します。(謎)
それでは、どうぞ。
もう好きじゃない(愛してる)
雪のふる 寒い街
クリスマス 君の涙
俺の言葉を 本気で
受け取ってくれるのは 君だけ
大切な 人ができた
泣いて 怒って笑って
愛しくて 大切で
大事にしたくて(愛してる)
友が好き 冬が好き
酒が好き でも違う好き
もっと大切な 好きよりも
好きな好き もう好きじゃないよ……
泣いたり 笑ったり
怒ったり ずっとすねたり
なんでもいいよ ずっと
君のそばにいさせて
君に好きとか愛なんて
言いたいけれど言えないよ
君が笑ってくれてたら
僕は幸せ(愛してる)
君は泣く 白い雪
俺の手に 白いマフラー。
君は一人で 泣いて。
俺はこそっと 追いかける。
追いついて そうしたら
一緒に笑ってくれるかな
もう好きじゃないよ
だって愛してるから
大切な 人ができた
泣いて 怒って笑って
愛しくて 大切で
大事にしたくて(愛してる)
本当は 無邪気な
二人で ずっと笑い合って
本当の愛とか、なんて、
そんなこと言える柄じゃない
それより そばでながめて
いたいよ 君の笑顔
言いきれないほど 好きさ
好き超えて 君と笑おう
どうも、ありがとうございました!
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