詩を3つ(見渡す)

見渡す

夜の明ける前の曇りの空よ

雨の降りやんだ水たまりよ

町を照らしている街灯よ

ポツンと歩く私の見渡す景色です


お土産話

秋の寒さにカイロをひとつ背中にはって歩く

空は暗くまだ夜は明けず キラキラ光る昨晩の雨

何かを探し歩いてゆくのか 素敵な物は見つけたかい?

いいお土産話はどこにでも転がっているものさ


帰りのいいね

夕やけ雲を見つけて帰るのはいい

わが家の近くでホッとするのもいい

ちょっとスマホを取り出して

心の思い出を切り取るのもいい





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