しゃべるの苦手のまま、合わない言葉でも反射的に書いてみる
私、しゃべるのが苦手です。
言葉がとっさに出ないのは、合う言葉をよく、よーく探していくからかしら、と思い、私は試しに合わない言葉を反射的にしゃべる練習をしてみました。
(と言っても、今は夜明け前でみんな寝ている。なのでミニノートに合わない言葉を反射的に書いていった。)
『ココアをコーヒーと言い、と思ったら、ココアの代わりにミルク牛乳のコーヒーが入ってたから合っていた。
そこに真意は入ってない。だって、真意があれば悩んで言葉につまるだけだから。
そんなことより今日の月夜は美しい夢を見た。いや、月のない星夜だった。』
と、書いた。なんだろう。脳のスクリーンにフラッシュバックされたものを、反射的に言葉にしただけだったような……。
そう、コーヒーを飲みながら、真意のようなものを探して言葉にしようともがいていたのだった。だけど本当は、さっきの綺麗な星空の夢に、浸っていたかったのかもしれない。
これはさっきまでは気づかなかった気持ちでありました。
慎重によく考えて言葉にするのも良いけれども、その前に、合わない言葉ででも反射的に書いてみると、見えなかった自分の気持ちを知ることができるのかもしれない。
いい試みだったと思う。
うん。反射的、たまには良いかもしれない。たまには。
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