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小さな悔いと小さな優しさ

こちらを読んで思い出したのですけれども。

素敵な記事をありがとうございました。


私が高校生の頃、修学旅行で、友人3人のグループでバスに乗って。

私ともう一人が席に座りました。

お年を召した方が二人来られて、立っていました。

友人が席を譲りました。

ありがとう、とお年を召した方は一人座りました。

そこで一緒に席を譲れば良かったのですが、譲れませんでした。

理由は、譲ったことがなかったからです。

当時、席を譲ること、コミュニケーションをとることが苦手で、普段は席が空いていても立っている派でした。

たまたま友人と座りましたが、席を譲ることはできませんでした。

恥ずかしいやら情けないやら。

優しい友人と、ダメな私。

バスから降りても、しょっくでした。


今でも思い出す理由は、その優しい友人がもういないことです。

二十歳くらいで天国へよばれました。

優しい人は天国へよばれるのもはやいのでしょうか。


今でも席に座って譲るのは苦手です。


成長できてないな。



小さな悔いと小さな優しさ

小さな思い出を 大きく思うのは なぜ

小さな悔いとともに ふらふら歩む私

小さな優しさを残して 天国へ行った友人

積み重なった時間には 小さな悔いと小さな優しさがある



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