見出し画像

ワコールに行った

最後にブラのサイズを測ってもらったのは高校生のときだった。チュチュアンナに行き、でも自分で言うのが恥ずかしかったため、友人(本人は下着を買わない)に声をかけさせて計測してもらった。それからもずっと恥ずかしくて、インターネットでしか下着を購入してこなかった。が、最近、友人に誘われたので百貨店に入っているワコールに行った。誰かと一緒なら、なんとか行けるのである。

計測するぞ

店舗で「採寸お願いしたいのですが」と声をかけると「通常のメジャーを用いての採寸か、3D計測の二通りがある」とのことだった。よく分からなかったが、かっこいいので3Dで測っていただいた。

店舗の一角に何やらピンクい個室があり、その中でパンツだけになる。計測用のブラが置いてあるので、それを着用する。自分が着けているブラでも良いらしいが、専用のものの方が正確に数値が出るとのことだった。そこそこ情けない姿で機械の指示に従い、一瞬で結果が出力される。

トップとアンダーのバストサイズ、ウエストやヒップなどはもちろん、二の腕周りやら太もも周りやら、ありとあらゆる部位が数値化される。結果は紙媒体ですぐに印刷されるので、それを持って出て下着を選ぶという感じである。

試着するぞ

店員さんにどういう感じが好みか聞かれるので、「色は黒とか紺、赤など濃いめのハッキリしたもの、とにかく寄せてほしい」という要望を伝えた。谷間が欲しいのである。

実際に試着してみたら、データで出たサイズの下着だと少し横にはみ出してしまった。ので、2カップ上がった。嬉しい。

ブラ紐も手早く調節してくれるし、次から次へとかわいいブラをたくさん持ってきていただける。どんどん試着して、「かわいい〜」「ですよね〜」「そしたらちょっと寄せますよ」「はいよっ」みたいなやり取りをしつつ、2着購入した。

おわりに

今まで店舗に出向かずに下着を購入していたのが、勿体なく感じた。自分の体に合った下着を選ぶということは、自分の体を大切にしている証だと思う。太っているとか痩せているではなく、自分の体の状態を知ることも大切だと思った。急激な体型の変化があった場合、何かしらの原因があるだろう。こういう機会を利用して、自分の体と向き合いたい。

あと、かわいい下着をつけていると単純に気分が上がる。何でもない日でもきちんと上下揃えているが、それはなんとなく内側からの自信になっている気がする。見えていないところも気を遣っているのよ、という自信であるが。

皆さんも、超絶かわいい下着をつけて最強になりましょう。

3億円ほしい