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からだはあなたの絶対的な伴侶

どうもこんにちは!大橋しんです。アレクサンダーテクニーク教師そして理学療法士として人の体と心をふんわりさせる仕事をしています。

さて今日のテーマは、人は体を自分とは別の存在だと思うだけで、実は簡単に自分に優しくなれるというお話をします。

ずっと人とその人自身の体の関わり、その特徴を見続けていると、人って自分自身の体を好きなことってそうそうないなって思います。

痛かったり調子が悪かったりうまく動かないとか、色とか形とかボリュームが好きじゃないとか、ここがもっと大きい方が良かったのに…とか、ここはもっと小さい方が良かったんだよね、とか。自分自身の体が好きな人ってもうほとんど見かけないんですよ。

自分の体を好きすぎてすごいナルシストだったらなんかそれこそ他人は 「え〜っ」て感じで逆に抵抗があるかもしれないんですけど、でも実は鍛えたりしてるボディメイクだって現状にオッケーを出していないという点では頭の中の理想の方が現実より上って考えているからこそですよね。

ちょっと考えてみてください。もし自分の体が自分以外の存在であったら、飼ってるペットとか、何でもいいので。

なんとなく想像できるものに置き直してもらったらいいんですけれど、それが自分のこと好かれてないって気づいていたら、なかなか辛いですよね。

好かれてないなんて自覚があったらすぐにおどおどしちゃったり、やめとこうかなんて好きな事にブレーキがかかっちゃったり、でしゃばらないように引っ込もうとしたり隠れたりとか、あるいは諦めちゃってて引っ張っても動かなかったり…。

もしその存在に対して厳しいことしてるということを自分が知らずにいたら、それも分からないままずっと何十年もそうされていたらどうなっちゃうと思います?

かわいそうだと思うじゃないですか。でも実際、多くの人は本当に何十年も自分の体が好きじゃなくって、ていう感じなんですね。

好かれてない、かわいそうな奴がどんな形であったりサイズであったり痛みがあったり不調であったりしたとしても、愛情持って関心を持って、いつもありがとうって感謝してみたらそいつはどんな気持ちになりますか?

どんな反応を返してくれるかなってちょっと考えてみてほしいんです。

自分の体が他の自分以外の存在で考えるのはちょっと難しいかもしれないですけど、この体とずっと一緒ですからね。

一生、それしか道はないんですよ。他の可能性はないんです、自分の体と伴侶だって事は。

ずっと一緒だよってちゃんと伝えてあげてみてはどうでしょうか。どう答えてくれるのかな? 試してみるしかないですよね。

最後にお知らせさせてください。新刊発売後のワークショップのお知らせです。

11月25日金曜日19時15分から45分、魔法のフレーズを中心としたオンライン・ワークショップを行います。詳細はホームページオオハシシンドットコムをご覧ください。

それと12月3日土曜日NHK文化センター岐阜校にて姿勢と自然体について特別講座を行います。15時から90分、こちらは対面でNHK文化センター岐阜のサイトに詳細がありますのでそちらをご覧ください。

1月は神戸、2月は東京、3月は京都で講座をする予定ですが、正式に決まりましたら順次お知らせします。

お知らせは以上です。

それでは今日もよい1日を!

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