見出し画像

やっぱり直に接したい

僕は去年からNHK文化センターの特別講座の講師枠に入るようになりました。

そのきっかけが僕の自己開催の講座に支店長さんが覆面で参加して査定(?)してたという…後のメールで正体を明かされ、オファーされました。

いつでも全開全力が功を奏した!やっぱり地道な姿勢が大切ですね。

さて、お仕事としては単発扱いですが支部を全国で展開しているNHK文化センターさんなので、話がまわりまわって神戸・岐阜・京都・東京の分校へと講座枠を持っていただけるようになってきています。

やった!色んなところに行きたかったんだ〜。

で、最初はコロナの事もあってお話し中心でやっていたのですが、どうもしっくりこないので次第に手を使い出したら、とてもいい感じになってきました。

姿勢を見る時、手で触れたり添えたりするのですが、それがお名前を聞くきっかけになったり、どうして来られたか尋ねられるので、ひとりひとりのキャラが区別できるようになるのです。

そうすると、やはり!僕が一方的に喋っているだけでは、聞いている人たちが何者かが関係なくなる…その寂しさ虚しさが起こらない!

人のキャラクターに触れることで、僕は誰に何を伝えたかに手応えを感じていたのです。


コミュニケーションって大事だな、てだけでなく、直に触れる、触れるために「許しを得る」代わりにお名前を尋ねたり、ここへきた理由をお聞きする…。

ハンズ・オン・ワーク(手で働きかける)をするメリットは言葉にならない動き、触れられないところへのアプローチなど色々挙げられるのですが、触れることを許される、というのが何よりも大きいのです。

だって僕と数分前まで何の関係もなかった人に、家族でさえ体に触れられる機会のない人が、僕に自分に触れても構いませんよ(実際にお願いしたり堅苦しい同意を得るわけではありませんが)って応えてくれるんです。

違和感のないシチュエーションでやってるとはいえ、結構特別なことではありませんか?

他人に触れる権利がある状態って、結構特別な時間だと思うのです。

姿勢指導とかセラピーでだけでなく、武道の組手でも介護の誘導でも赤ちゃんを預かる立場でも。

コロナで分断されたこの特別な時間を取り戻そうとしてるこの時期だから、僕は余計「触れる」ことに価値、というかいつくしみ(慈しみ&愛しみ)を感じました。

この先講座の機会は増えそうなので、できるだけ多くの方に僕と共有した「触れる時間」が意味を持つようにしていきたいと思います。

触れた後は消毒しますので!よかったら今後の講座に足を運んでくださいませね〜。

NHK文化センター大橋しんの特別講座予定
23年
・神戸校1月29日(日)15時〜16時30分
・青山校2月26日(日)13時〜14時30分
・京都校3月26日(日)時間未定
・岐阜校4月後半


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?