コンサルファームのタイトルと業務内容について
コンサルティングファームのポジション(職位)は、経験年数や期待される役割に応じて4つに大別されます。
パートナー(ディレクター、ヴァイスプレジデント、プリンシパルなど)
パートナーは、コンサルティングファームの共同経営者です。
ファームそのもののマネジメント(経営)と顧客開拓に基づ くプロジェクト受注(営業)が主たる業務となります。原則、ファームにおける全てのプロジェクトの最高責任者はパートナ ーが担っており、プロジェクトチームがクライアントに対してデリバリーする成果物のクオリティを担保しています。
トップに立ち、経営・営業で会社をリードする存在ですね、このクラスは年収は2000万以上の方が多いです。カッくい~!
マネージャー(プロジェクトマネージャー、シニアマネージャーなど)
マネージャーは、プロジェクトの遂行に責任を負う職位です。プロジェクト管理、顧客接触、予算管理などが主たる業務 となります。常にプロジェクト全体を見通し、クライアント、チーム、ファームに対して適時適確なコミュニケーションを図り ながらプロジェクトを遂行していきます。パートナーへの昇進に要する期間は 3~4 年程度と言われますが、パートナー への昇進ハードルは高く狭き門と言えます。
顧客の課題に踏み込んだ提案をし、その上で受注したプロジェクトをしっかり回し切る存在。市場では非常に採用ニーズが高いポジションです。
コンサルタント(シニアコンサルタント&シニアアソシエイト、コンサルタント&アソシエイトなど)
コンサルタントは、プロジェクトの実務において一定範囲の業務に責任をもつ職位で、新卒入社 3~4 年目、または中 途入社(社会経験 5 年程度、MBA ホルダーなど)で就くことが一般的な職位です。主体的に担当モジュールの作業を 設計・推進することを求められます。プロジェクト経験を重ねて顧客折衝能力やマネジメント能力が認められると、3~4 年程度でマネージャーへの昇進の道が開けます。
マネージャーへの昇進を目指して、しっかりコンサルタントとしての基礎を
アナリスト(アソシエイト、リサーチャーなど)
アナリストは、プロジェクトの実務であらゆる具体的作業を担う職位で、新卒またはコンサル未経験で転職した若手がつ くスタートポジションです。情報収集・分析と資料作成が主たる業務で、マネージャーやコンサルタントからのディレクシ ョンに基づいて作業を遂行していきます。一般的には、2~4 年程度でコンサルタントに昇進するケースが多いと言われ ています。