Xデザイン学校2022年度ベーシック日曜コース♯5 振り返り

発見その1

インタビューから旨味を抽出するには

今回ラダーリングを使ったワークを体験してみて、ラダーアップするに毎に事象やキーワードの中の旨味みたいな物が抜けて淡泊な言葉になって行くような感じがしました。カードの書き方や、価値をグルーピングする際に丁寧に読み取る工夫も大切だと感じましたが、インタビュー時点での下ごしらえが一番大切なのかなと思いました。聞き取りの中で気になった事象の背景にある気持ちをしっかり抽出しておかないと、その他の事象と重ね合わせた時いわゆる価値の最小公約数まで辿り着けないという事が分かりました。
インタビューのコツを聞いている時はなんとなくでしたが、次の工程に進む事でハッとしました。今回のラダーリングの中でも取りこぼしている要素がまだまだあると思いますので、慎重に読み解いて行きたいです。

発見その2

ユーザーにとっての豊かさについて

「便利さ」を提供する事がユーザーの幸せに繋がるとは限らない。という所が、今回提案しようとしているアイデアの一番のネックになりそうです。

以前、子供にとっての遊びの本質、みたいな事を考える機会がありました。昔からゲーム=悪。という意見は一定数あり、自然の中でのびのび遊ぶ事がなんとなく良しとされる風潮があると思います。自然は確かに面白いですが都会っ子を本物の森に連れて行くと「となりのトトロ」で見た世界と違う。と言われた話を聞いた事があります。
実際の自然は、何でもあるけど何にも無い。という感じで、「トトロ」の様に分かりやすく楽しいコンテンツはありませんし、結局何をして遊ぶか自分で考える必要があります。
完成されたコンテンツは無いけど、自分で面白さを見出しながら楽しむ為のバラバラのパーツが沢山詰まっているのが自然であり、大自然の中で子供を育てよう!みたいな思想の本質だと思いました。

そして今回、自分に合った場所を探して広げて行くサービスを検討中。
まだ細部は詰まっていませんが、かなり慎重に考えないと、むしろユーザーから思考やオリジナリティーを奪ってしまう物になりやすいテーマだと思います。講義中のお話にあったようにミスったまま完走するしいかない可能性もありますが、チームで話していた漠然としたイメージを形に出来るように色々やってみたいと思いました。


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