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おうちで作ろう!厄除けくす玉公開ワークショップ

時節柄、おうちで過ごすことが多くなってきた方も多いのではないでしょうか。

ということで、時間をかけて作れる厄除けのくす玉の作り方を公開します。
世の中が早く良くなるように願いを込めて、自分だけのくす玉を作ってみましょう。

作り方動画を公開しています!

まずは、今回のこの企画の意図をお話しておきたいと思います。

まさか令和になって疫病で世が荒れるような事があるとは思っていませんでした。
外出することはおろか、学校や会社にすら行けず、我々が当たり前だと思っていた権利を享受することも、義務を行使することもできなくなりました。
いつ襲ってくるかわからない病と死の恐怖にさらされ、ネガティブな情報と数字に日々心を揺さぶられ、人々の心が荒廃しているように感じます。

外に出ることもできず、自由に人と会うこともできず、娯楽は限られ、制限された生活の中で生活の保証すら危うくなり、遅々として対策が進まない行政や考えの合わない他人への苛立ちで、これまでにないストレスを抱えるようになりました。

コロナがもたらしたのは、肺炎だけではありません。
人々は疑心暗鬼という見えない鬼に取り憑かれてしまったように見えます。

正直言うと、この薬玉でコロナをやっつけることはできません。
でも、大切な人のために祈り、ひとひらと向き合うことで心を穏やかにし、みんなの心に巣食った鬼を少しでも鎮めることはできるかもしれません。

つまみ細工とは、古くからそうやって誰かを想って作るものだったでしょ。
初心者の方も上級者の方も、おうちで少しずつ作っていただき、楽しんでいただければ幸いです。

そんな気持ちで、今回は特別に無料で作り方とレシピを公開します。

長い戦いになるかもしれませんが、思想や人種、貧富を超えて、みんなが薬玉のようにまあるく一つになりますように。
みんなが無事にこの有事を乗り越えられますように。

それでは早速レシピをご紹介

【材料】

45mmスチロール球(スチ玉)1個
和紙白 適量
10匁15mm 20枚(1段目)
10匁20mm 5色×49枚=245枚(2〜14段目)
姫糊 適量
組紐
房 1本

【道具】

ボンド(手芸用、木工用)
糊板
糊ヘラ
ピンセット小
クラフトハサミ
丸いお箸

※リンククリックで、お買物ページに飛べます

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https://item.rakuten.co.jp/oharibako/z0-504/

まずは色選びから

今回のくす玉は、1段20枚×14段となります。
カラーは、見本では厄除けの5色を使いました。

厄除けの色とは緑・赤・黄・白・紫のこと。
古くから、陰陽五行説に基づき、厄除け・縁起物として使われてきました。

5色の厄除けについての解説はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

本来はこの5色ですが、せっかくだから、自分だけの厄除けくす玉を作ろう!ということで、お好きな5色で作っていただいてもかわいいと思います。
まずは、配色を考え、必要な生地を揃えてください。

次に、下ごしらえ。

1.スチロール球(以下スチ玉)に和紙を貼る

スチ玉全体にボンドを塗り、2cmほどの幅に切った白い和紙を張って下地を作る
できるだけ隙間なく、凹凸が出ないように

2.スチ玉の穴に箸で穴を空けて広げる

完成後に組紐を通す穴を空けておく
スチ玉の上下に小さな穴が空いているので、それぞれの穴に箸を刺して穴を広げる
直径 cmほどの穴に広げる

3.穴に箸を挿して固定する

製作の際にスチ玉を安定させるため、スチ玉に箸をさしておく

これで準備完了です。

それでは作っていきましょう!

全部で265枚の大作です。
焦らず毎日少しずつ、作っていきましょう♪

出来上がった作品は、ぜひインスタで「#つまみ厄除薬玉」というタグを付けてアップしてください!

皆様の素敵な作品、楽しみにしています。

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