旭川で出会った「オペレーション20点、唐揚げ100点」のあまりにピーキーなお店(とりせん/旭川/鶏料理)
おそらくこれが今年最後の記事になりそうなのだが、なんで年の締めくくりが飯の記事なんだという疑問が無い訳ではない。
んが、12月の週末を利用して敢行した北海道(旭川)旅行の記事をアップし忘れていたのを思い出してしまったのである。
去年のちょうど今頃、コロナ禍のせいで計画していた「息子様の飛行機初体験旅行」が流れてしまい、楽しみにしていた息子はショックで泣き喚き……。
やっとの事で感染者数が落ち着いて旅行に出られるようになったので、このタイミングで去年のリベンジをしようではないかという話になったのである。
初飛行機で離陸時こそ緊張気味だった息子様だが、機体が安定した途端にご覧の有り様。買って来たツマミ類をとりあえず全部自分の前に広げ、お子様用プレゼントに貰ったヘッドフォンを着け、「自室か」ってな寛ぎモード。
我が子ながら、この全力前のめりな姿勢は嫌いじゃない。
今回は息子に飛行機を体験させることが主目的だったので、旭山動物園に行くくらいしか見どころのない激安ツアーを選んだのだが、何だかんだ楽しい場所だった。人生の中でここまで白熊に近付いたのは初めてである。
で、今回選んだ激安ツアーはホテルの夕飯がなく、「旭川の街中で好きな物を食べてください」という逆にありがたいシステム。
ただなあ、今回の旅行は1泊だから、夕食で行ける店の数は限られている。しかも息子がいるから無茶なハシゴが出来る訳もなく、2~3軒が限界だろう。
となると厳選に厳選を重ねないといけないのだが、ここで豚一家が好きでおにぎり温めますかをしょっちゅう見ていた女房が「行きたい店がある!」と主張。電話をかけてみたところ入れそうだったので、さっそく向かうことに。
旭川駅から徒歩数分ほどの場所にある『とりせん』さん。何でも番組内で大泉や戸次重幸らが「ここの唐揚げは日本一」と大喜びしていたそうな。
お値段はこのようにちょっと雑。どれくらいの量が出て来るかにもよるけれども、安くも高くもないという絶妙なところである。東京の酒場と比べるとお酒がちょっと高いかなあ。
なんて事を考えながら何を頼むか思案していたのだが、ここでホールスタッフ(♀)が衝撃的な塩対応をかまして来た。
何がどれだけ出て来るか分からないので、とりあえずちょっとずつ頼んでみて、後で追加オーダーしようとしたところ「ウチは注文一回だけなんで!」と何故かキレ気味。
それ以外にも「お前、客にケンカ売るのが趣味なのか?」と言いたくなるような言動が重なり、さだお名人テンション爆下がり。家族旅行なんてシチュエーションじゃなかったらブチキレ返して店を出ていたと思う。
それくらい接客態度がひどい。
滅多に店を悪く言わないオレがこうまで言うほどひどい。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。