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東村山市議・朝木直子(議席譲渡事件の当事者)、カルト宗教叩きに乗っかって創価陰謀論を再始動


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議席譲渡事件の朝木直子、Twitterで陰謀論再始動

旧ブログからの読者の皆様にとっては懐かしい名前だろうが、東村山の現役市議会議員である朝木直子(1995年に議席譲渡事件を起こした当事者)が、突然Twitterで「母親は誰かに殺された!(創価におわせ)」とツイートを飛ばした。

おそらく来年が選挙なので、それを見越して今から話題に乗っかって名前を売っておこうとでも考えたのだろう。

ところが、こいつは過去に何度も何度も裁判で負けて、その度に「お前の母親は万引事件の発覚と起訴を苦に精神を病んで自殺したと考えるのが妥当だよ」と言われ続け、創価黒幕の陰謀論は全て否定されている。

さらに、自メディアに創価学会に対する詫び状まで書かされており、二度と創価陰謀説を口に出来なくなっている。

……のだが、さらに胸糞の悪い話もしておこう。

こいつらの言い分を真に受けた出版社が創価に訴えられた際に、ハシゴを外して自分達だけ逃げようとし、出版社とこいつらとの間で争いになった事すらあるのだ。

・週刊新潮の場合
新潮社が創価学会に訴えられ、朝木直子らに承認申請したところ、何故か朝木らはそれを拒否。そのまま新潮社が敗訴した(新潮社に200万円の損害賠償命令)。

・週刊現代の場合
講談社と朝木親子(直子と父親)が創価学会に訴えられたのだが、何故か途中で講談社と朝木らの間で「言った言わない」が起こり、最終的には朝木親子が「講談社の取材など受けていない」とまで言い出した。
これにより講談社と朝木親子が敵対関係になり完全敗訴。賠償金と謝罪広告が命じられた。

ようは、当時からこいつらが主張する「創価陰謀論」というのは、裁判所に出たら全く戦えない程度の、とても雑な話だったのだ。

にもかかわらず、そんなデマに安易に飛びついたヤツがいるから大問題。

論破王ひろゆき見参!

懐かしいねひろゆき。20年くらい前に日本のメルマガの父こと某深水氏のマンションで会ったのを今でも覚えてる。
その時は裁判に負けまくって賠償金がとんでもない金額になっていた頃だったので、私はよかれと思って「ひろゆき君さ、AV撮らない? ひろゆき賠償金確保のためAV監督デビュー!とか謳ったらそれだけで売れそうじゃん」と持ちかけたものの、寝転んで少年マガジンを読みながら一瞥もくれずに「ふ、ないからwww」と失笑されたのがファーストコンタクトだった。

我ながらこの件についてはオレが悪い気がする。

その後も何度か会っているんだけど、次に会ったのは二階堂ドットコムの中の人と霞が関界隈に用事があってふらついていた時に、東京地裁の前でばったりと行きあった。

ひろゆきは二階堂を見るなり露骨に嫌な顔をしたのだが、性格の悪い二階堂がそれを見逃す訳もなく、必要以上の大声で「ひろゆき~!お前なにやってんの?また訴えられたの?」とフランクに話しかけ、「もう勘弁してよ!」と半ギレされたのを昨日の事のように思い出す。

みんな若かったなあ。20代だったもんなあ。

という訳で、私はひろゆきに対しては地獄のようなインターネッツでサバイブして来た同級生的な感情を持っているので、マジでこういう迂闊な言動はやめていただきたい。

流石に朝木直子の側に立ってしまったら、どんな切り口で攻めようと論破のしようがないからね。以下その理由。


東村山・創価陰謀論に乗ってはいけない理由

この通称 "東村山問題" には、ひとり強烈な登場人物がおり、言ってみればそいつの存在があったせいで、話がここまでこじれたとも言える。

それがついこの間まで朝木直子の同僚として東村山市議をやっていた矢野穂積という男だ。

最近知ったのだが、実はこの矢野穂積は昨年亡くなっているらしい。


で、この矢野という人物は一言で表現すると「裁判所に認定された濫訴魔」である。ついでに言うと「裁判所に認定されたサイコパス」でもあった。

というのも、こいつは過去に何千件とも言われている膨大な量の裁判を起こしている。どうしてそれが可能だったかというと、滅多に弁護士を付けずに殆ど自分で訴状を書いてしまうからだ。

費用を極力押さえて薄利多売という、コンビニ感覚で気に入らない人間を訴えて回るオッサンだったのである。

そんなオッサンなので、少しでも自分が侮辱されたと感じたら即座に訴える訳だが、その中に「濫訴魔・サイコパスと言われた!」という名誉毀損裁判があった。

普通であれば濫訴魔やサイコパス呼ばわりは名誉毀損が成立する可能性がそれなりに高いと思うのだが、その裁判では裁判官が「だって仕方ないだろ。そう言われるだけの理由があるんだから」と言ってのけたのだ。中々ないぞそんな判決。

名誉毀損か否かが争点となる裁判で、「そう思うに足りる充分な理由があった」ってのはよく見かけるけど、「サイコパスと言われるのに充分な理由がある」は矢野以外に見たことがない。

そんな人物が黒幕となって、朝木明代の自殺直後から「創価に殺された!」と陰謀論を騒ぎ立て始めたのだが、この矢野の濫訴魔っぷりが今となっては大きな効力を発揮している。

というのも、矢野・朝木らはあの手この手であちこちを訴えてまわり、それを根拠に自分達の正当性を主張するという手法を採っていた。普通の人間は人生でそう何度も裁判を経験したりしないから、年に何十件と裁判を抱えている様子を見れば、中には「もしかしたら言い分が正しいのかも、何か大きな力と戦っているのかも」と感じてしまう人がいるかもしれない。

矢野という男は、そういった心理を利用して、ウソにウソを重ね、自分達の発するデマを本当に見せかけて来たのである。

だが、そうは言っても騙せるのは素人だけで、司法の目は誤魔化せない。その結果が、積み重なった膨大な判決であり、その殆どに敗訴しているという事実である。

※判決のほんの一部を読みやすくまとめて頂きました

という事は、いまさら朝木直子が何を言い出そうと、それらの全ては過去の判決文を引っ張り出して来るだけで、それこそ誰でも "完全論破" 出来てしまうのだ。

試しに、朝木直子がTwitterに書いている「朝木明代の遺体に争った痕があった」という話に反論しておくが、明代の自殺に関して争われた主要裁判だけでも頭が痛くなるほどの量がある。

以下はその一部。

これらの判決を雑にまとめて解説すると、裁判所の結論としては

「創価の関与を示すだけの証拠はない」
「朝木明代は飛び降り自殺したと考えるのが妥当」

といったものなのだが、裁判所の公正さというか温情というべきか、このような考え方も残されている。

「遺族がそう信じたい気持ちはわかる」

お分かりいただけるだろうか、朝木直子は裁判所が唯一残してくれたこの「遺族の心情を考えたらそう思い込みたくなっても仕方ないだろ」という一点にすがって、今も陰謀論を唱え続けているに過ぎないのである。

私は朝木直子が起こした議席譲渡事件は「民主主義の悪用」「裁判制度の悪用」だと考えているが、この期に及んでまだ創価におわせ陰謀論を唱え続ける事は「温情の悪用」だと思う。

裁判官もこんな陰謀論シノギをさせるために、そういう温情ある判決を出した訳じゃないだろうに。


以上の事から、この創価陰謀論に乗っかって何か騒ぎ立てたいならば、この数々の判決を覆すような新事実を用意してからでないと、何を言っても1ターンで創価学会に訴えられて多額の賠償金を背負うハメになると忠告しておく。

矢野穂積の濫訴魔っぷりのせいで、判決も証拠も山積みになってしまったために、東村山陰謀論はすでに詰んでるんだよ。

という訳で東村山市民の皆さん、来年の選挙結果を楽しみにしています。



※ 本文ここまで
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