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息子よ、米を炊くのじゃ!ついでに大根も煮るのじゃ!

 アラフォーになってから子宝に恵まれた筆者。自分にいつ何が起きてもいいように、「最低限の収入でも豊かな食生活が送れるように」と、愛する我が子へ苦楽を共にしたレシピを書き残そうと考えました。
 なるべくお安く、簡単に、間違いなく美味しい物が食べられるレシピを中心に、食事・料理に関する「こんなんでいいんだよ」という情報を書いていきます(本式・本物といった概念からはかけ離れるであろう事を予めお断りしておきます)。
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自炊の基本は米を炊くこと

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息子よ、お前がこれを読んでいるという事は、私はもうこの世にはないのだろう(挨拶)。

という訳で、初回に「味噌汁つくれ!」と言っておきながら、その相棒とも言うべき米炊きについて全く言及していなかった。えへへ。

いいか息子よ、お前が将来どういう暮らしぶりになるのか分からんけれど、20代半ば辺りまでは「自炊と言えば米」と考えておくべきだと思うよ。日本人たるもの、やっぱ米を食べてお腹を埋めておかないと身体が動かない。

それにお米って取り回しが楽なんだな。これが同じ炭水化物仲間のパスタやうどんだと、茹でたらすぐに食べないと超劣化してしまう。
だけど米ならば、一人暮らしでも一度に3合くらい炊いちゃって、それを朝と夜に分けて食べるなんて事を簡単にできるよね。炊飯器の中に入れっぱなしにしたって、よほどの真夏日でも無ければ半日で腐ったりはしないし。

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で、米を炊くとなると、習慣としてやってない人間は「面倒くさそう」と感じるそうなんだが、そんな事はない。米炊きなんか楽ちんだし雑にやれる。

色々なやり方があるけれど、オレが一番楽だと思うのはザルを使う方法。

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炊飯器の釜の上にザルを乗せて、そこに分量分の米を入れて流水で優しくガシャガシャする。

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するとすぐに水が真っ白くなるのだが、今の普通に流通しているお米なんて、この程度の洗い方で充分だと思うの。

後は水を入れて炊飯器をセットするだけなんだけど、この時に米の研ぎ汁は他の鍋に入れて取っておくといいよ。

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という訳で、この日は3合炊くので、水を3合の目盛りまで入れて、炊飯ボタンを押すだけ。後は30分くらい放置。

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お米が炊けたら、まずはしゃもじでほじくり返して前提的に空気を混ぜ込む。そしたら蓋を閉めて数分放置。

米を炊くなんてたったこれだけ。難しい事なんか何もないで。

それに、米って単価こそ高いけれど、レンチンご飯なんかを毎食食べるよりも経済的だし、炊飯器も家電製品の中では壊れにくいシンプルな構造で長持ちするし、それらに投資するのは全然無駄金にはならんよ。

米の研ぎ汁の鉄板活用法といえば大根の下茹で

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さて、先ほど米の研ぎ汁を残しておけと言ったが、米の研ぎ汁といえば古来から使い方は決まっておる。

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自分で買い物をするようになると、このような場面に遭遇する機会があると思うのだが、大根って馴染みの深い野菜の割に、サイズが大き過ぎるとか、調理法がよく分からないなんて理由で、意外と敬遠されやすいよね。

だがしかし、最低限の下処理方法だけ知っておけば、これほど安くて美味しい食材は中々ない。

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という訳で、まずは食べやすいサイズに輪切りにして行くよ~。今回は煮物にしたいので、最低でも3cmくらいの厚さにしておきたい。

ちなみにこの大根は「安いから」と2本買ったはいいものの、使い切れずに日が経ってしなしなになり始めた可哀想な子だよ~(反面教師)。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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