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今こそ振り返っておきたい「フェミ式児童ポルノの作り方」その2

『初心者向けフェミ問題講座』
・ごちうさ児童ポルノ騒動
https://note.com/oharan/n/ndb4dfeb615a3
・北原みのり、我が身可愛さにろくでなし子を見捨てる
https://note.com/oharan/n/n202758b45f83
・伊藤和子の代表的なデマ「秋葉原は児童ポルノと児童買春の街」
https://note.com/oharan/n/n5aac0efe4032
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#1
https://note.com/oharan/n/n29b4c6b00ce4
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#2
https://note.com/oharan/n/nf50dc98724a9
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#3
https://note.com/oharan/n/n4d4c127caa65
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#4
https://note.com/oharan/n/nf97dbf02c2e8
・今こそ振り返っておきたい「フェミ式児童ポルノの作り方」その1
https://note.com/oharan/n/n5eb284590244

自称フェミの本音と対処法

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前回は "フェミ業界の権威" らがどのようにしてデマをばら撒いて来たか、そのモデルケースとして伊藤和子弁護士・HRNのヤバ過ぎる言動を取り上げた。

伊藤和子らは、『絶対に法律に定義された児童ポルノではないもの』を児童ポルノだと言い張り、証拠も出さず、挙げ句に「オタクは!秋葉原は!」と、特定の誰かや街を悪の元凶かのように触れ回った。

流石にこの手法は、やっている本人が弁護士なのか疑わしくなるレベルの暴挙であると言える。

さて、今回はこの伊藤和子らのよくやる手口に対し「どのように反撃すべきなのか」をテーマを定めたい。

例えば、伊藤和子は腐っても弁護士であり、彼女がいくら妙な事を口走っていても、後先考えずに罵詈雑言をぶつけていると "法的処置" に出られる可能性が高い。それを回避するためには、非難の仕方に注意が必要となる。

という訳で、これまで散々に和子ちゃんを非難し、Twitterなどで直接やり合い、それなのに訴えられずに済んだこのアタクシが、この手のヤカラのどういう部分をどう非難・批判すればいいのかをレクチャーいたす。

vsフェミの基本

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今回も参考として2016年に書いた記事(前回取り上げた過去記事の続き)を掲載するが、それを読む前にどの点に注目して欲しいかを先に挙げておく。

私のこれまでの経験から言うと、自称フェミの弱点はこんな感じになる。

「事実を突きつけられること」
「統計データなど言い逃れ出来ない数字を突きつけられること」
「当事者にあたって証言を取るなど証拠固めをされること」
「ド正論でゴリ押しされること」

本来、統計データや数値を元に社会について考察するのが社会学者の仕事であるし、事実と法律とを照らし合わせて考えるのが弁護士という職業のはずなのだが、フェミ系・ジェンダー系の社会学者や弁護士は、何故かそうした作業をやらないし出来ない。

事実よりも「アタクシの感情優先」で暴れ回り、時としてその為ならば平気でデマを撒き散らす。そこに学者だの弁護士だのといった自身の肩書きを添えて真実味を出すという、かなりグロテスクなやり方を好む。

上野千鶴子などに至っては「自分の主義主張に不利な情報・事実など出さなくていい」と、トンデモレベルの自己弁護をしてのける始末だが、あの界隈ではそういう「社会に対して不誠実過ぎる考え方」が当たり前とされているのだろう。

よって、こんな連中を相手にする場合は、本人に改宗を迫るようなやり方をしても意味がない。何故なら、ヤツらは "フェミ教" の信者のようなもので、外部から何を言われても信仰を曲げるとは考え難いからだ。

ではどうすればいいかと言うと、これはもうギャラリーに訴えかけて、相手よりも大きなパイを取りに行くよりない。

とにかく事実を並べて、相手の主張のおかしな点を指摘し、それを事情をよく知らない人間でも理解出来るような分かりやすい言葉で表現する。
こうした地道な作業を積み重ねて、連中に対して疑問を持つ心あるひとを増やし、社会に対して奴らが大きな影響力を持てないようにする。
攻防のバランスを考えると、これが最適解と思われる。

という訳で、これを踏まえた上で、先日の伊藤和子弁護士のデマに対して私がどう批判・非難したか、今から5年前の記事をご覧ください。

児童ポルノではない物を児童ポルノ認定した人権団体が犯した大きなミスとは

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※2016年9月の記事

先日の記事では人権NGO団体ヒューマンライツ・ナウ(以下HRN)の児童ポルノに関する記者会見の内容のおかしさや、明らかなデマと言っても過言ではない点などを指摘した。そこで今回は、HRNが公開した一般向け報告書や記者会見での言動に潜む大失敗を指摘する。


◇ HRNはAV女優の人権や安全などに配慮する気が全くない
HRNが公開している報告書には、提言としてこのような一文がある。

「照合・確認した出演者の氏名、年齢、住所がわかる ID を保管し、流通・販売・配信等関連業者に交付し、警察等の照会にいつでも対応できる体制を確立すること」
※ HRN 児童ポルノ報告書 http://hrn.or.jp/activity/8307/ から引用(53項の3)

過去に寄稿したAV系の記事の中で散々説明したが、AV女優の本名・実年齢・出身地などは極秘事項とされている。それはストーカー対策や、その後の人生に支障がないようにといった、AV女優の身を守る意図が大きい。
HRNはそういう理由で伏せられているAV女優の個人情報を、プロダクションで止めるのではなく、流通問屋・小売店・ネット配信業者などに配れと言っているのだ。

そんな事をしたら情報に触れられる人間が増え過ぎ、いつ誰がどんな目的でAV女優のプライバシーを暴くか解ったものではないし、人気女優の情報を売る輩まで現れるかもしれない。その結果AV女優がどんな目に遭うか想像に容易いだろう。

HRNとは人権だの女性の権利だのを錦の御旗とするクセに、AV女優などどんな危険な目にあってもいいと言っているのである。

こう言うと反論もあるだろうが、そういった差別的な本音がなければ、このような危険極まりない、言ってみればAV女優を直接地獄に蹴落とすような主張が出来るはずがない。HRNがセックスワーカーを「守られるべき女性」として見ていない証拠と考えていい。


◇ 女性の体型そのものを非難する愚
また、記者会見での発言にも報告書にも出て来るが、HRNは「児童に見える体型の女性が出ているAVが存在する事が気に入らない」ようだ。
伊藤和子弁護士などは記者会見で「合法な作品でも出演者が児童にみえるポルノがたくさんあることが状況を難しくしている」と述べているが、これなど前後の文脈と合わせて考えると「現時点で合法とされている物でも、出演者が児童に見えるなら違法とすべき」という意味にしか受け取れない。

となると、胸が小さいとか、細身だとか、”児童の記号”を持つ女性から裸仕事という選択肢を奪うという事になる。
これは女性の体型を理由にして職業選択の自由を奪う行為であり、人権侵害そのものではないのか。HRNは人権団体のはずなのだが、なぜそんな旗を掲げている人間が他者の人権を侵害しようとするのか。これは流石に冗談にもなっていない。

またこうした判断基準は、裏を返せば「”オトナの記号” を持つ児童の性的虐待の記録物を見逃す」という隙を作る事にも繋がる。
「18歳未満に見えるからNG」とインプットされると、胸やお尻が小さい、制服を着ている、といった18歳未満に見える記号だけを探し続ける事になり、それを持たない人間は意識から外されてしまうからだ。常日頃から「児童を守る」と言っている人権団体の発言とは思えぬ危うさである。


◇ HRNがやりたい事はポルノ狩りであって児童保護や救済ではない
前回の記事を書き上げた後に、HRNが公式サイトに一般公開用の報告書をアップしたのだが、そこに問題とした作品のタイトル名などが書かれていた。先日の記事はこれを読む前に書いたものだという事を明らかにしておく。

この報告書によって、予想通りHRNが大騒ぎしている作品の大多数は「女優・男優からスタッフに至るまで年齢確認をしていなければ売り場に出せない ”表AV”」であり、ついでに言えばメーカー名も大当たりだった事が確認できた。

ただし、ジュニアアイドルのイメージビデオと思われるタイトルも挙げられていたのだが、これについては専門外であるため、判断は保留としたい。報告書にあるのは文章だけで、DVDのパッケージなどが伏せられているため内容が確認できず、これでは作品が児ポ法違反かどうか判断できないからである。

先日の記事にも書いたが、世に出回っているDVD作品の中で、法に定められた”児童ポルノ”に引っ掛かる可能性がゼロではない物があるとすれば、それはジュニアアイドルの着エロの類だけである。
児ポ法は法律の解釈が難解なので、ギリギリ合法な作品を撮っているつもりでも、文章の解釈次第で児ポ法違反になる可能性がゼロにはならない。そのようなチキンレースをやり過ぎなグレーゾーン作品が未だに売られていたとしたら、それらが摘発される事に対しては当然の結果だと思う。

だが、そんな際どい着エロ作品は、今では取り扱い店が激減しており、amazonが捜査を受けて逮捕者が続出した事もあって、ネットの通販サイトすら閉鎖が相次いでいるような状況にある。今も売り続けているサイトもあるにはあるが、それらはいつ警察に難癖付けられて摘発されてもおかしくないリスクを背負っている。そんな "おいも屋本舗すら亡き後の秋葉原" で、HRNは何がしたかったのだろうか。

そもそもの話になるが、今回HRNは児童ポルノの流通状況などを調べるために、秋葉原などのAVショップの売り場を調べて回ったそうだが、ここがすでにおかしい。AVショップのAVコーナーに置いてある商品は「出演者が成人女性と確定している合法なAV」だけである。
もしそれを知らなかったのならば、せめてAVショップと違法な裏DVD屋の区別くらい付けられるようになってから報告書を書いて欲しい。


◇ HRNのやっている事はデマの流布
それにしても「アキバには児ポがあるある!」と1年以上も騒ぎ続けた挙句、何度も現地を見ているのに10件にも満たない数しか報告書に載せられる作品が見付けられなかった点や、それらの大多数も成人女性しか出ていない(年齢確認書がないと流通に流せない)普通のAVである点、更にはメーカー名などすぐに解るのに詳細の確認すらしていない点、にもかかわらず記者会見まで開いて嘘だらけの主張を垂れ流す点などから導き出される結論は、「これをデマと言わずして何と言えばいいのか」である。

HRNのやっている事は話を盛るどころではなく、単にデマの拡散なのだ。

こんなくだらないウソ吐きにリソースを割くくらいなら、何故もっと具体的な児童保護や救済案を出さないのか。肝心の児童の存在はどこにあるのか。HRNのようなポルノ狩りがしたいだけの団体は ”ポルノ”にばかり目が行っているから、肝心の子供の存在が消え去る。これこそが ”児童ポルノ” という名称を使うべきではない最大の理由である。

どうしても子供を盾にしたいのであれば、せめてウソを全て排除した上で物を喋っていただきたい。児童保護を掲げる団体が大嘘つきだと世間に浸透してしまっては、それこそ他のNPOやNGOも疑いの目で見られ、守るべき子供が見捨てられる結果に直結する。いい加減にそれに気付くべきであろう。

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