見出し画像

とあるベタな1品を食べただけで惚れ込んでしまった浦安の中華屋(泰興/浦安/中華)

ある日のこと、ひょんな事から浦安界隈で夕飯を食べる事になったのだが、あいにく千葉方面は殆ど情報がなく、仕方なく「グーグルマップでそこそこ評価が高くて、近くて、あんまり高くない店を探す」という情熱の欠片もないお店選びをする事に。

その結果「ああ、ここ無難そうじゃん?」という中華屋が見付かったのだが、結論から言うとそこは「そんな失礼な扱いをしちゃならねえ!」という、深堀りしたくてウズウズするようなお店だったのだ。

画像1

こちらがその泰興さん。場所は浦安駅からほど近い、東西線の高架下という立地。一見すると、どの街にもある「メニューいっぱいの安中華」といった雰囲気である。

しかも、ここはおそらくカラオケボックスやカラオケスナックとして作られたテナントらしく、奥にそうとしか思えない形状の個室が残されている。

そんなクセの強さを見て、オレ様は早々と「あ、ハズレ引いた」と覚悟を決めた。何品か食べてダメだったら息子の大好きなマクドナルドでも探そう……。

画像2

とりあえず生ビールとオツマミのセットを頼み、それをチビチビやりつつ膨大なメニューの中から何をチョイスするか熟考。

この時点では【ハズレ7:ふつう2:アタリ1】くらいの予想だったので、最初は様子見で安牌と思われる物だけをちょろっと頼んでみた。

ここから先は

1,424字 / 7画像
[料金] 500円(月) [更新頻度] 2018年11月の開設以来、毎月約20本の記事を掲載しています マガジン購入者限定のネット配信番組なども思案中ですので、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

月刊汁マガジン

¥500 / 月 初月無料

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。