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南千住の角上魚類からの帰り道、寄らずにいられないガチレトロな食堂と遭遇(日正カレー/南千住/食堂)

12月は息子の誕生月なのだが、「お誕生日に何を食べたい?」と聞いたところ「お家でお魚のご飯が食べたい」とまさかのお返事。

お家ご飯で満足してくれるのは有り難いのだが、問題が誕生日らしさが醸し出せるようなお魚を揃えるとなると、近所のスーパーでは難しいという点でして。

そんな時に使いたいのが角上魚類!

昨日(12/8)たまたまTVで特集されてて驚いたのだが、我が家は「何かええお魚を」という時には必ずと言っていいほどここに来る。
23区内には南千住と赤羽にあるのだが、どちらも「スーパーのお魚売り場が角上魚類」という仕様になっている。

我が家から近いのは南千住店の方で、駅近くのリブレ京成というスーパーの中にある。ママチャリを飛ばして2~30分かかるが、それくらいの労力をかけても充分にお釣りが来るほどの存在だ。

角上魚類の素晴らしい点は、何と言ってもお魚のクオリティである。これくらいの価格で刺し身を売っているスーパーは他にもあるが、このクオリティの物を常時揃えてくれている店は滅多にない。

一番手軽なのは刺し身類で、寿司はちょっと割高感がある。激安なのはお魚を丸のまま買ってしまう事で、無料で捌いて貰えるので超便利。混雑時は待たされる事もあるが、南千住店も赤羽店もスーパーの中にあるので、他の買い物を済ませて来てしまうというのもアリ。
この時期は鍋用の魚介セットなんてお得な物もあるので、とりあえず行ってみるのがええで。

TVで紹介されてしまったので、しばらく大混雑するだろうけど、先にお買い物を済ませておいて良かったなと思うことしきり。

さて、そんな南千住からの帰り道、ちょうど山谷エリアを抜けた辺りでこんな佇まいのお店と遭遇してしまった。何でも隣にあったタクシー会社(日正タクシー)の社員食堂のようなノリで始めた店だそうで、タクシー会社自体は潰れてしまって、この店だけが生き残ったのだそうな。

「いま入らなかったら次のチャンスはない」という直感が走り、迷うことなく入店。すると外観から想像した通りの光景が。

このお店の全メニューがこちら。早い話がラーメンとカレーと豚カツしかないようだ。ラーメンも気になるけど、外した時に酷い目に遭いそうなので、ここはカツカレー(¥850)にすべてを賭けた。

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