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どうしても食べたかったビャンビャン麺目指して夫婦で大疾走(秦唐記/新川/中華)

生まれも育ちも東京であるオサレ都会っ子であり、普段偉そうにリテラシーがどうのなんて説教じみた記事ばかり書いているオレ様は、ネットで見かけた情報を鵜呑みにして飲食店に並ぶとか、わざわざ遠出して食べに行くなんて田舎もん染みた行動はしないのだが、あまりした記憶はないのだが、多分しないと思うのだが、原則としてしないようにしようと心掛けているけど例外はあるのだが、メシ通のこの記事だけは耐えられなかった。

もうこの記事を読んだ瞬間に自分が食べたいってのもあるけど、同時に「コレ絶対に女房が好きなヤツだ……」という確信を得た。
案の定、オレ様がtwitterでこの記事に触れたところ、即座に女房から「食いたい」という返答が。だよね。そうだと思った。

さらに運の良いことに、この年末のクソ忙しい時期に、1日だけ女房が仕事を早上がり出来て、なおかつオレの身体も空いていて、息子は幼稚園に預けている、そんな夢のようなタイミングがあったのだ!

だがここで問題が。お目当てのお店は新川にあるそうで、この新川ってのが実に行き辛い場所なのである。電車に乗っても歩かされるし、しかも歩いていてそんなに楽しい街ではないし、ほぼ ”島” みたいなもんだから交通の便には恵まれていない。

あれこれ思案した結果、いくつもの川と橋を越えさせられたとしても、自転車を飛ばすのが一番だろうという結論に至った。最寄りの八丁堀駅までの交通手段が超絶微妙でなあ……。

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寒風吹きすさぶ中、ようやく新川へ到着。さっそく店の外壁に "例の文字" を発見。暴走族が落書きするのにノリで漢字を作っちゃった的な雰囲気が漂っている。

今回はランチタイムのど真ん中からズレた時間だったこともあり、それほど待たずに入店できた。お店のひとにあれこれ聞きながら、初回なので最もオーソドックスであろうヨウポー麺(おそらく一番の看板メニュー)と担々麺をチョイス。麺の太さを選べるそうなので、ヨウポー麺は最も太いベルト麺を、担々麺の方はそれより一段階細いビャンビャン麺にしてみた。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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