こんこん靴市がコロナ禍にもめげずに復活(今日17:00まで)
先日のマガジン購読者様向けの記事で案内したように、昨日今日と奥浅草(南千住?)の玉姫稲荷神社で、『こんこん靴市』という革製品を扱う業者によるお祭りが開かれている。
今日があいにくの空模様になる事が予想されていたため、今年は初日の土曜日の朝一に行って来た。
場所は台東区の北端で、浅草と呼ぶのはあまりといえばあまりなほぼ南千住。いわゆる吉原とか山谷とかがあるエリアだ。
元々このエリアには革製品を扱う職人達が大勢いた事から、このようなお祭りが行われるようになったそうな。
ちなみに、そういうお祭りだけあって、履き古した靴をお焚き上げして供養してくれたりもする。愛着のある靴を単に捨てるのはしのびないという方は、ここで供養して貰うといいんじゃなかろうか。
「神社の参道と本殿以外はすべて売り場」といった状況で、所狭しとテントが建てられている。原則として、境内の中のテントでは主に靴を扱っているようだ。
境内の外にもテントが連なっており、そこにある商品は「革製品と呼べそうなものすべて」といったカオスさ。
値段はピンキリなんだけれども、革靴などは3,000~7,000円くらいを見ておけばよろしいかと。無理やり売値の平均値を出すと、4,800円くらいになるのかなあ。
物のクオリティの差もそれなりなので、安ければいいって話でもないが。
そうかと思うと、ベルトやネクタイなどはワゴンセールで500円均一で叩き売られていた。このエリアならではかもしれないが、お祭りや縁日があると必ずといっていいほどベルト売り場が乱立する。どれも「2本で1,000円!」といったノリでジーンズメイトより安い。
バッグ類のテントも非常に多く、またお得感で言えばこの辺が最高かと思われる。キズアリのワケアリ品などは1,000円で叩き売り。男物も女物も豊富にあるので、もし行く機会があったらここから狙ってみる事をオススメしたい。
靴と一緒に革のハキレを売る店もあった。自分で作れてしまうひとには、こういう物を狙いに行くのもいいかもしれない。
どんな夜の蝶が履くんだよ的な。子供の頃、こういう色の折り紙が宝物だったなとかよく分からない事を思い出してしまった。
ただ、ピアノの発表会とか、この手の衣装が必要になる局面って実は意外とあるかもしれないので、そういうハレの日のために抑えておくってのはアリかも。こういうのは必要になってから買うと高いし選べないからの。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。