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【出来るかな?シリーズ】 筍の下処理

ある時、女房が友人から「筍を貰って欲しい」とお願いされたそうな。

「困ってるみたいだから貰うって返事していい?」と聞かれたので、断る理由など何もないため、「貰える物は貰っておきなさい」と伝えた。

すると何という事でしょう……

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2~3日経って家に大きくて重たい段ボール箱が届いたではありませんか。
送り主の名前から「筍だな」と分かったのだが、想像しているよりも何割増しか重たい訳で……。

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おそるおそる中を確認してみると、無造作に放り込まれた筍と思わしき物体が何本も……。

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箱から引っ張り出してみると、八百屋では見た事のないご立派な筍様が4本+控えめサイズ2本という特盛状態。

女房様、キミに確認しておきたいのだが、相手は何と言ってお願いして来たんだ?

「あの、なんか薪ストーブの燃料みたいに積み上げられた筍をバックに、こういう有り様だから何本でも貰って欲しいって」

え、筍業者なの?

「何でも実家の裏山に筍が一杯生えるんだって。だけど今コロナで筍掘りなんかする人いないみたいで、生え放題になっちゃってるらしいのよ」

「燃料に出来るレベルでだぶ付いている筍」というパワーワードの前には「はあそうですか」と全てを受け入れるよりなく、仕方ないのでこれまで経験のない筍の下処理に挑戦してみる事にした。

そう、筍は大好きなんだけど、こういう事前準備が面倒臭くて避けてたんだよなあ……。

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