プロットが苦手
自分用のプロットは、いつも人には読めません。
・登場人物のキャラシート(名前、家族構成、親の職業、口調、趣味、特技はざっくりと入れる)
・話を何話で終わらせるか(一話何万字とかをざっくりと計算して、何話かけて終わらせるかを決める。公募に出してない場合はそこまで細かく決めてませんが、サイトの連載でも公募に出す場合は既定文字数超えている必要がありますので計算します)
・サブタイトル(なにする話かをサブタイトルで決める)
サブタイトルだけ決めて、細かいエピソードは一切書いてありません。強いて言うならサブタイトルが全てです。
当然こんなもの編集さんに見せてもわかりませんので、サブタイトルだけでなくもう少し丁寧に書きます。
ちなみに「神様のごちそう」は元はエピソードごとにサブタイトルがありましたが、編集部からの要請で消えました。残念。
自分用に書いている奴だと、本当にこんなんですから、うん年後にプロットを発掘してもなんの話だかわかりません。
ただ。
私はいつもキャラに引きずり回されて書いているため、キャラと上手く接続できないと、つくった作者であったとしてもキャラの主張がよくわからなかったりします。そのせいでプロット通りに進まないことのほうが多いです。
昔は箱書きで、ざっくりとしたプロットを立てたあと、更に細かく場面転換ごとにエピソードや使いたいセリフを書いていたのですが、キャラが勝手に動き出したら、こちらの箱書きなんか無視して勝手に言いたいこと言ってやりたいことやるので、作者でも止めることはできません。ですから、ざっくりとしたものじゃなかったら書けなくなってしまいました。
ときどき「こんな事件があった。なんとかなった」なんて丸投げみたいなプロットを書いて、我ながら「馬鹿じゃないのか」と思うんですが、本当になんとかなっているので、これでいいのか……いやよくないんじゃと考え込みます。
苦手苦手言ってないで、きちんとしたものを書きたいんですが、本当に難しいです。
キャラは接続してみないと、本当になに言いたいのかなにしたいのかが、わかりません。