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オクラはつづくよどこまでも

オクラの種を遅蒔きながら、播いた。

(おそまき、って、これが正式な使い方なんだろうか)

昨年我が畑で採種した八丈丸オクラの種で、

3粒を一箇所に、何箇所か播いた。

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オクラは、一本だけだと、硬くなりやすいそうで、

二本立て以上で蒔くように、と書いてあった。

オクラの発芽は、気温がある程度高ければ、上手くいく。

実がなるにはまだ先だけど、

芽を出すには今はちょうどいい。

アフリカ原産、

暑い日差しが大好きで、

成長すれば、虫にも病気にも強い。

(日差しがない場所ではめちゃ株が弱くなるわかりやすさ)

八丈丸オクラは、

オクラ特有の六角形?ではなく、

切り口が丸い。

一般に獲り遅れと言われる20センチ超サイズになっても、

食べられる柔らかさ。

毎日畑に出られる保証のない私のようなもやしには、

ありがたいオクラなのだった。

固定種、と呼ばれる、昔ながらの形態を引き継いだ種を買って、

その次世代を自分で採種して、再び蒔く。

オクラは、タネも強いらしい。

一説には保存さえよければ、何年も発芽の可能性を保てるそうだ。

たとえ毎年育てられなくても、

この種は、

子どもたちに渡せるんじゃないかと、

目論んでいる。

(子どもたちというのは、自分の子どもも、広義の次世代も、含む。)

一つでもいい、

出来ればだんだん増やせればいい。

つながってきた生命の種そのままに、

次世代に渡せる役を担いたいと思う。

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