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過干渉という育ち

献身的に世話をする人。。
パッと見は素敵なんですけど。。
目の前の人の可能性を奪っているかもしれません

相手が失敗ないようにサポートをするつもりが。。
手や口を出しすぎて、支配してるかもしれません

あなたのためと善意を装ってますが満たしたいのは自分の欲求だったりするのが、

『過干渉』です。

これは大体『自分』と『自分以外』の境界線が無い人。。
他人を自分の一部のように感じていて
他人を他人として区別できていない人です。

自分の正解に相手を当てはめて誘導、支配して
その正解から外れれば容赦なくダメな人間というラベリングをしてしまう。。

ややこしいのが、『心配は本物』というあたりですかね。。
全てが自分の物差しなので
当てはまれば幸せだし
物差しからはみ出せば大きな不安となってぶつけてきます。

私の母がこのタイプです。


この過干渉。。大変混乱します。
その人の気分次第で正解が変わっていくので
なんなら気分次第で不正解になります。。

過干渉は相手の思う正しい道を相手が示しますが
そのとき自分の気持ちを言うと
不機嫌が爆発して、
『どうなっても知らないよ』と脅します。。



正常な人間関係なら
意見を尊重した上でもし、失敗した時。。
その時に改めて助けてもらいたい。知恵を借りたいなんて希望が持てるのですが
相手が過干渉だと
言うこと聞かなかった時点で失敗が許されない窮地に立たされます。


結局。。何かやる前から
その失敗のイメージの方が強くなって
はじめからやめてしまう。。

安全を思ってかけた言葉は
相手の挑戦を奪ってしまうのです。。


人間関係の基本は
自分と相手は違う人間という意識のもと、
お互いが話し合ったり、
妥協点を見つけたり
相手の気持ちを尊重したり
自分の想いを話したりとかしながら
少しずつ構築していくものなのですが。。


過干渉の考え方は自分の大切な人ほど
自分と一心同体です。

そして、言うことを聞かない時は相手を懲らしめる報復があり。
自分で判断したい時には力技で阻止して
本当に助けて欲しい時は無関心。。

助けて欲しいとき、知恵が欲しい時には
助けてくれません。

過干渉というのは洗脳に近い支配だと私は感じています。。


アダルトチルドレンは全員が虐待を受けた子どもたちではありません。

自分が自分らしく生きることが許されなかった幼少期。
親の望み通りに育たないといけないと
頑張りすぎた子どもたちも、またアダルトチルドレンになりやすいのです。

アダルトチルドレンとしての私は、
お母さんとは違うかもしれない。。
あなたとは考え方が違うかもしれないし
望みも違うかもしれない。

わたしに『あなたはどう思う?』
『自分はこう思うけど、あなたはどうしたい?』
とただ、聞いて欲しかった。。。

私が望んだことは、そんなに難しいことを願ったんだろうかと。。
今でも胸を傷めます。。。。

言っても無駄だと切り捨てるのではなく。。
「どう思う?」「どうしたい??」と一緒に考えて行く枠に
私も入れてもらいたかったです

これからの人間関係は
私の気持ちも聞いてもらえるような
尊重してもらえるような時間を過ごせたらいいなと思います


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