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移色

写真が得意な友達がいます。

その子とは、縁あって出会いましたが別に運命的でもなんでもなく。
どちらかと言うと業務的にあった大勢のうちの一人でした。

最初会った時は普通の子だと思っていたのですが、仲良くなるうちに実に面倒臭い感性の持ち主だと言うことがわかりました。
全く同じでは無いのですが、私も私を面倒臭いと思っているのですごく共感もしますし、話しやすいです。

そんな彼女が撮る写真は、テーマ性があるというか、映画みたいというか…ワクワクしたり、煩かったり、静かだったりします。
そこにあった世界、空間を美しいまま切り取るセンスがあるんだろうなーと羨ましく思い毎回嫉妬の嵐でYou are my SOUL SOUL です。

一方、私は自分の撮る写真はすごく嘘くさいなと感じています。
同じ場所の写真を撮っても、その綺麗を撮りたいがために必死に画面の中を美しく整頓させようとして結局なんか嘘くさい写真が出来上がります。

そんな時、感性は合うはずなのにどこか彼女を遠く感じて安心するんです。
当たり前だけど、ちゃんと"他者"で"別物"で
だから共感地獄の連鎖にはならないな。って
たまに、マジで共感してんのかはわかりませんが「私達同じだね」と言ってズブズブ共感地獄に沈んで行く人達がいるので、それにはマジでガチめになりたくないわけです。あっちいけ

まぁ、運命的な出会いでは無かったですが、徐々に運命的になっていくこともあるんだなー。とロマンチックでムードを愛するおはなは思うのでした。

やかましいわ

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