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ウェルビーイング綾withくまちゃん&ゴンちゃん

宮崎講演第2弾

福井からくまちゃんが宮崎にこられるということで当初私はいろいろと詰め込んだ予定を立てておりまして、あれやこれやをしてこれをどうこうふむふむ…と皮算用しておりました。

当然第一回目にして詰め込みすぎで、各所確認や打診が相当必要だったためそれは無理よなのスケジュールに迫ってまいりました。
4月はじめごろに金曜日の夜と土曜日の昼間にそれぞれイベントをやることに決め(おそ!)
今一生懸命はしっております!!

というわけで、パペットカウンセリングの翌日は鬼のゴンちゃんの人形劇をメインに据えたファミリー向けイベントを開催します。
場所は宮崎から西に40〜50分車を走らせたところにある、綾町という場所です。

綾町について

綾町は私がとっても大好きな場所で、なにかとご縁があります。
有機農法の農家さんが多く、お野菜がびっくりするほどおいしい。

ほんものセンターという産直センターには本当にほんものしか売ってないし。
飲食店さんもかなり本気の人しかいない気がします。
なにせ自然がたっぷりで山並みも美しく、空がきれいで水もきれい。

宮崎からちょっといったところにある田舎すぎない田舎です。

ウェルビーイングについて

その綾で私の友人が管理をしているキオラという場所が会場です。
ここはいつでもやさしい時間が流れています。

大学生の時に私は東京に住んでいて、3分後に来る電車を待てずにギリッギリの隙間に滑り込む人々を見ては驚愕していました。
もしかしてそういう場所から来た人がここを訪れたら、逆の意味で驚愕するかもしれません。
それくらいゆったりとした時間が流れています。

ちょうちょがひらめき、かえるが鳴いて、雨がふったらミミズが出てくる。
たんぽぽもシロツメクサも生え放題で、子どもがいくらちぎってもなくなることがありません。

木のすきまから陽がさして、風がほおをなでてゆく。
そんな自然のギフトを受け取っていたら、生きていることが、今ここに存在していることがうれしくてたまらなくなる瞬間をきっと感じられるんです。

それがウェルビーイング。
そのWELLをぜひ体感してほしいと思いこのイベントをつくりました。


美しい稜線を眺めながらのビールは最高


いつでもみどりが目に美しいキオラ


ピザ作り体験をして、お外でなかよく食べる子どもたち

大人と子どもは別でいい

こういった場所では、大人は子供に完全に付き添っている形になってしまうのですが、前回が私の仕事に関するイベントだったのでずっと子供とともいるわけにはいきませんでした。

そういうわけで空間的にはひとつだけど物理的に親と子をわけるシステムが必要になると考え、食べ物屋さん以外に子供むけワークショップをやってみようと思いつきました。

綾は宮崎市内から遠いので、こどもたちは必ず親御さんたちと一緒に来ることになります。
こどもはこどもでしっかりと楽しめるコンテンツを作ればおかあさんたちはごはんやおしゃべりを楽しめるはず。
そしたらけっこう空間になるんじゃないかと思いました。

おかあさんって、こういう場所でけっこう楽しんでないです。

子供のあとを追っかけて、手を取ってトイレに連れて行き、なにか欲しいと言えば財布をひらいて、心配するのは子供の胃袋の加減ばかり。
終わった後は自分が何を買ったか食べたかちっともわからない。

家族がたのしかったねーっていってくれたらそれでいい。

とか言っちゃってるけど。
本当はわたしだって楽しみたいんです。

そう思っているおかあさんたちもいるのではないでしょうか。

はい、私もそう思っていましたから。

お祭りとか、イベントとか、マルシェとか。
いやまあ楽しいけれど、全然満喫できないやんと。

いつになったら子供だけで楽しめるようになるのかなと思っていたけど、それは時間の問題じゃなくて動線とコンテンツの問題だったような気がします。

お財布係にならない仕組み

私は前回全部をひとりで背負った分、子供をなんとかしないといけないと思いました。
ママママと言われてもママは仕事をするから、バイバイくらいはできるけど相手はできない。
子供の胃袋の心配をしても、だれかにお願いするわけにはいかない。
こっちは昼ごはん抜きの覚悟でやるんじゃい!
といっても、こどもにそれはさせられません。

そういうわけで、わざわざママを呼ばなくてもお会計ができるシステム=チケットを採用。

お店さんたちにも、これでお会計できるように当日限定でメニューを調整してもらっています。

お金を預けるわけにはいかない年頃のお子様にもお買い物を楽しんでもらえるので、私も安心して子供に託すことができました。

でもたまに見てあげないと…
遊びに夢中でごはんを食べ忘れていることがありました。

たまには胃袋チェックもしてあげてくださいね。

おとうさんたちはどう過ごす

週末の綾はファミリーで来られる方が多く、お父さんたちの姿もちらほら見受けられました。

ぼんやりと佇む背中を見ていて、おとうさんたち大丈夫かなと内心不安でした。
子供向け、女性向けのコンテンツは用意してたけど男の人に向けてはなんのお楽しみも用意してなかったのです。
すっかり盲点でした。

だけど終わって奥さんから話を聞いてみたら、じつはとっても楽しんでいたようでした。
ぼんやり佇んでいると思えた背中は、山を眺めながらひとりでビール飲めるなんてとしみじみと感じ入っていた瞬間の光景だったようです。
きちんとウェルビーイングされていたようでした。

私たちはどうしても、楽しませるためにはなにかを用意しないととかって思いがちです。
でもほんとうは、自分で見つける楽しみって一番楽しいんです。
その楽しみに到達した時、人はウェルビーイングを感じるのではないでしょうか。

キオラではご来場者のみなさまに座っていただくのに十分な量のいすやテーブルをご用意できません。
だけど地面はたくさんあります。

ご自宅にキャンプの設備がある方は、ぜひそこに設営してみてください。
さらにすてきな場と楽しみができること間違いなしです。

それがご縁でキャンプ仲間ができたりしたら、私はとっても嬉しいです。

おいしい時間は魔法の時間

キオラでは五感をたくさん使ってそれぞれ思い思いに楽しむことができます。

山なみを眺めて 鳥の声を聞き
新緑の若葉からうまれた青々しい香りを胸いっぱいに吸い込んで
風の通り道を感じたら
ごはんがさらにおいしく思えます。

私はほんとうに人が呆れるほどの食いしん坊なので、自分がおいしいと思ったお店さんとはすぐに仲良くなる癖があります。
今回出店してくれたのはその私の癖を十分ご存知の方達と、さらにその先の縁がある方々。
この企画に賛同してくださって、土曜日の書き入れ時にも関わらずお店での営業をストップしてこちらにかけつけてくれる予定です。
やさしさがいっぱいつまった、おいしいおいしいごはんを食べられます。

私は建築の仕事をしていたので、飲食店の導線がその店に一番いいようにしっかりと考えられ設計されていることも知っています。

それでもやっぱり外で食べるごはんって、別格のおいしさがあります。
緻密に計算しシミュレーションしていた導線、あれはいったいなんだったんでしょうかと思えるほどに別格です。

自然のエレメントやらたくさんの人の元気やら、生き物たちのエネルギーやら。
お皿にのっていないそんなものまで摂取してしまえるからなんだろうなと、勝手に結論づけています。

人は食べものでできていて、食べるものが体をなおすという考えがあります。
カロリーがどうこうでビタミンがミネラルがPFCバランスが…
と分析するのは簡単だけど、そこに食べ物以外の要素は組み込まれていません。

だれと食べるとか、どこで食べるとか。
それもけっこう大事な要素で、へたするとそちらのほうに心や体を癒す力があるんじゃないのかと私は本気で思っています。

ママ友たちであつまって近況報告をしあうランチ会には、ママだけでなく家族全体にいい影響を及ぼすプライスレスの価値があると信じているし。

子供が机を寄せて給食を食べる時間というのは、学校生活の中でもとくにきらきらと輝く幸せな時間です。

おとうさんたちがキャンプ飯にどハマりするのも、そのちからを知ってしまったからじゃないのでしょうか。

場を持たせるためとか、儲けのためとか、そのような気持ちでお忙しいごはん屋さんを駆り出しているわけではありません。
みなさんにおいしい幸せを提供してくださる方々ばかり。

体の内側から感じる、おいしくて幸せ〜!という感覚、思いっきり楽しんでくださいね。

ウェルビーイングをやる理由

戦争問題や環境問題、いじめや虐待、自殺など。
なぜこのような悲しいことはとまらないのでしょうか。
きっとそれを躍起になって止めようとしてもアプローチしているところが違うからじゃないのかなとか、こんな私ですが偉そうに思っているわけです。

人を変えようとするのは難しいです、ほんとうに。
絶対に変わらないか、無理をするかしかないのでお互いに不毛でしかありません。
だけど自分を変えることはできるんです。

自分を変えるにはどうするか。
それはやさしい自分になること。

やさしい自分になるためには。
自分にやさしくなること。

それだけ。
ほんとうにそれだけです。

心と体が喜ぶことをして
しなきゃいけないを捨てて、たのしいことで心をふるわせて
心の底から思いっきり楽しんで笑って、その感覚を大切にして
たまにはそれを宝物のように心から取り出して愛でる。

そうすることで人は心から人にやさしくできると思います。

この感覚、ウェルビーイングでいることを人に知ってほしいと思う気持ちがうまれます。

そういうたのしいやさしい人がひとりまたひとりと増えていくことが日本の弥栄、世界の平和につながっていくと私は本気で思っています。

だからウェルビーイングを体感する時間を増やしたいなと。
そういう思いでこのイベントをやっていこうと思っています。

そこでくまちゃんの人形劇です

私のできることは場づくり。

その場を沸かせるのはまた別の方。
みんなの心をさらにふるわせることができるプロ、くまちゃんとゴンちゃんの出番です。

くまちゃんとゴンちゃん

子供達の笑い声、歓声、拍手が目に浮かびます。

おとなも子供もみんな楽しいですよね。
みんなで共通の楽しい幸せな意識が強く大きくふるえて、宮崎全体が明るく照らされることだろうと思っています。

私の娘はゴンちゃんを見て、はじめ黒子のくまちゃんがうしろで何をしているかわからなかったようでした。
インスタライブを一緒に見るようになってようやくゴンちゃんの声とくまちゃんの声が同じだっていうことに気がついたようです。

子供は純粋ですね。
目の前のゴンちゃんが活き活きと動くのを見て、それが生身のゴンちゃんだと信じて疑わないのですから。
ぜひみんなにもゴンちゃんとの対話を楽しんでもらえたら嬉しいです。

当日はANiMiやゴンちゃんグッズ、書籍の販売もあります。
月曜日にゴンちゃんマスコットをかばんにつけて習い事に行く子とかいるのかな。道端でゴンちゃんマスコットをつけている子とすれ違ったら思わずハグしたくなっちゃうかも。
逮捕案件なのでもちろんしませんけど…

今回は幼稚園〜小学校低学年くらいのおともだちがたのしめるような内容をお願いしています。
それを見た方から、うちでもやってほしい!というお声があがることをひそかに期待しています。

宮崎でよかったと思いたい

私は宮崎で生まれ育ち、今も住んでいます。
昔は周回遅れの陸の孤島宮崎が大嫌いで、東京に住むために大学生になりました。
だけど外に出たら宮崎の素晴らしさばかりが目に入るようになり、結果また宮崎に戻ってきました。

本当にいいところです、宮崎は。
五感を使って遊べるところにその真髄があると思っています。
このようなイベントを思いついて、やっていいよという人たちがいるのもまた宮崎ならではだと思っています。

インスタアカウントをお持ちの方は、こちらからウェルビーイング綾の最新情報をチェックしてみてください。

もしも県外から来られる方で、宮崎が不慣れだから心配だと迷われている方がいらっしゃったら上のインスタアカウントに遠慮なくDMを送ってくださいませ。

応援のコメントやギフトなどをたくさんいただき、本当にありがたく心が震えております。
みなさまのあたたかい心に触れるにつれ、どんどん勇気が湧いてきます。
ひとつひとつのお言葉が本当に励みになります。

イベントまであとすこし。
みんなで最高の時間をつくりあげたいと思います。

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