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初めての鬱を経験した時のお話し。

鬱は突然現れた??

当時、私は27歳だったかな。

美容師の仕事をしていました。

仕事が大好きで

お客様の喜ぶ顔を見るのが幸せだった。

スタイリストだけど

シャンプーするのも大好きで

できる時間があれば

アシスタントにお願いすることなく

自分でシャンプーしていました。


ところが、左手首(利き手)の腱鞘炎にも悩まされ始めるのでした。

友達に教えてもらった

鍼灸院に通ってみたりしたけど

どんどん悪化していく。

親切な鍼灸師のおばちゃんのススメで

地域では有名な整形外科の先生を紹介して頂き

通院もしました。

そして、ステロイドの注射を打ってもらう。

これが感動するほど効いて

打った直後から痛みが引くので

注射の痛みなんかより

痛くなったら注射を打ってもらう!

大好きな仕事をする為に

痛みを取る事に必死でした。

でも、何度も打っているうちに

だんだん効き目が悪くなる。

手術の話にもなったけど

手術をしても完全に良くなるかはわからないと

先生もあまりオススメしない様子。

ひどい時はボールペンをカチッてするのも痛い。

洗濯バサミをつまむのも痛い。

仕事でハサミを持つのも

カラーを塗るのも

パーマを巻くのも

親指を使う作業は全て激痛。

お客様にバレないように

半泣きで仕事をしていました。


そんなある日、病院でギブスを作られました。

手から肘まで固定出来る

めちゃくちゃ大袈裟なくらい大きなギブス。

仕事以外はこれを付けて

出来るだけ手を使わないようにと。


それでも仕事が忙しくなると

どうにもこうにも

痛すぎて仕事にならず

毎月必ず数日間のお休みを

貰うことが増えました。


先生に泣きつくように相談して

最終手段としてステロイドの薬を飲むことに。

ステロイドの薬って

小さい粒なのにめちゃくちゃ不味い!

それでも仕事をしたいから

体に悪いと思っても

飲みながら仕事をしていました。

それでもやっぱり繁忙期には痛くなる。

お店が忙しい時期にまた数日間のお休みをもらう


大好きな仕事だったから

意地でも仕事を続ける方法を選んで来たけど

これではお店にも迷惑をかけるし

ステロイドを飲み続ける事に

「そこまでしてこの仕事をするべきなのか?」

と我に返り

大好きな美容師を辞める決断をしました。


その後、全く違う職種の仕事へ転身。

再就職は会席料理店のフロント業務

今までは、自分の感覚でやってきた仕事が

めちゃくちゃ頭を使う仕事に。

企業さんの接待だったり、法事に顔合わせ。

七五三にお食い初め。

小さな披露宴をやることもありました。

お客様にとっては一生に一度の行事。

予約の電話を取る時は細心の注意を払い

全ての予約を最高の状態でお迎え出来るように

質問する事も山ほどあったので

覚えることも沢山ありました。

ミスは絶対許されない。

あたふたと慣れない仕事をする中

先輩達はとても親切で

いつも笑顔で丁寧に仕事を教えて頂きました。

だけど、ある時から

なんだか目眩がするように…

歩いていてもふわふわする。

ずっとふわふわ、クラクラ。

何これ?

って思いながら仕事をしていましたが

なかなか改善されないので

看護師の友達に相談をしました。

最初に言われたのが産婦人科に行くようにと。

なんで??と思いながら

産婦人科を受診。

ホルモンの影響かもしれないとの事で

ピルを処方されました。

これが副作用の吐き気が辛い!

2ヶ月半頑張って飲んで

それでも副作用に慣れることはなく

ピルの種類を変えたけど、それでも辛くて

中断してもらいました。

他にも耳鼻科でメニエール病の検査もしてもらい

何も問題なし。

わけもわからず体調は悪化していく。

しまいには仕事に行く前に涙か溢れて

仕事に行くのが辛くて

お休みをするようにもなりました。

そこで私は内科を受診。

そこで処方されたのは

精神安定剤でした。

しばらく仕事も休むようにと

診断書も頂き、休職する事に。

これが初めての私の鬱の始まりでした。

慣れない仕事のプレッシャーからいつの間にか鬱になったようです。


続きはまた次の投稿で!


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