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【デンマーク放浪記】③本当にあった北欧ヴィンテージ

 北欧ヴィンテージ。
 という名前がブランドになっているほど北欧のヴィンテージって名が知れている。でも、デンマークというと洗練されたデザインも多く、有名な建築家やデザイナーがいたりして、イメージとしては洗練されている方が強かった。わりとスンとしていて、シンプルで、お高いイメージ。私だけだろうか…

 日本のアンティークショップでも、フランス製とかイタリア製とかはよく出会う。だけど、北欧製のものってなかなか出会わない。出会っても、家具や照明が多く、すっごい値段だ。到底手が出せない。

 私は結構ヴィンテージ感満載の、古っぽくて味のある小物が好きなので、なかなか日本にいると出会えない。本当にあるのかな…という半信半疑のまま、アンティークの店へ行った。

 ごめんなさい、と思った。私の理想的な小物たちが、もう並びきりませんというほどたっくさん店に敷き詰められていた!魂が喜んでいた。

 「こんな天国ありますか。」

イヤープレートや陶器もの。
地下室までぎっしり。
小ぶりの照明も。

 
 ただの私の情報収集不足だろうか。その可能性も大いにある。

 価格も比較的手を出しやすく、400円〜3000円以内でもお宝は充分。
 ちなみに、3000円で手に入れたオボンが蚤の市で約4倍で売られていて衝撃だった。蚤の市は雰囲気を楽しみ、実際の買い物はお店へ足を運ぶのが良さそうだ◎

 ヴィンテージ品は、自分のスキに出会えるワクワクがたまらない。いい素材で、時間をかけて丁寧に作られたものほど、美しさが光る。お店の看板に、second handと書かれているお店もあって、なんだかいい言葉だと思った。モノを繋ぐ。紡ぐ。

 いいモノを長く使う。愛でる。

 そんなモノ集めを楽しんでいきたい。これもヒトと同じ、出会いである。

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