繊細さ故に他人の痛みに気付く
私の思うH S Pの利点として、繊細が故に心の痛みに敏感な分、他人の痛みに気付くことが出来るというのがある。
繊細さはある種の弱さも含んでいるので被害者ポジションを取ることもできるだろうがH S Pだからということで被害者ポジションを取ることは個人的には好きではない。
また、他人の痛みに気付いたとしても過保護に守るということも個人的には好きではない。
他人を守っている自分に酔っているだけだったり、過保護に守ることは相手が本来持っている力を失わせることにも繋がる。そしてコントロールしようとする。コントロールして自分の必要意義を感じたり優越感に浸る。
痛みに気付けばフォローする。しかし、相手の自立心、持っている力を最大限活かせるように守りすぎない。やらなければならないこと、言わなければならないことはきちんと本人を信じて任せることが理想だとは思う。
フォロー出来る立場になるにはH S Pの利点は残し、活かしながら強くなるしかない。
戦うときは戦う強さが必要だと個人的には思っている。優しい人にとって一番苦手な分野だと思う。
ハッキリと言うと舐められてはいけないのだ。
この世には優しさを弱さと受け取る人間がかなりいる。見た目が悪かったり弱そうだったりするだけで、周りの扱いは適当になる。
人間とはそういうものなのだ。本能なんだろう。
軽自動車は煽られやすいが、ベンツなどの目で見てわかる高級車が煽られることはない。
結局見た目。強いか弱いか。それで判断している。
これが実際の真実だと思う。
しかし、動物と人間の違いを分けるのは理性であったり優しさだ。
見た目が悪かろが弱そうであろうがお金がなかろうが障害があろうが全員に対して等しく接する。過剰に優しくするのも違う。
というかそういう意識すらなくなるのが自分の最終的な目標である。
あくまで誰に対しても同じく接する。今もそれは出来ていない。
ただ、そうあろうという意識は持ち続けたい。
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