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鳥インフルエンザについてわかりやすく解説!

最近世間を騒がせている鳥インフルエンザ

みなさんは、鳥インフルエンザをご存知でしょうか。

最近ニュースでよく取り上げられている「ニワトリ何万匹殺処分!」「卵が高騰でマジヤバ!」のあれです。

1匹鳥インフルエンザに罹ったことがわかると、その養鶏場の鳥さんは全て殺処分!

なぜそんなことをしなければならないのか?ご存知でしょうか。

人のインフルエンザと何が違うの?

そもそもインフルエンザと名前がついていますが、我々が罹るインフルエンザとの違いは何でしょうか。

インフルエンザにはA型、B型、C型の3つの型があり、人が罹るのはA,B型のみです。

そのうちA型のインフルエンザウイルスはとても変異がしやすく、その変異したもののいくつかが、「鳥インフルエンザ」と呼ばれます。

ただ普通は鳥インフルエンザはその名の通り主に鳥と一部の動物に感染するもので、人には影響はありません。

鳥インフルエンザによって死者が出ている?!

無害なはずの鳥インフルエンザ。ではなぜこんなにも騒がれるのでしょうか。

そのヒントはA型のインフルエンザウイルスは変異を起こしやすい、というところにあります。

変異しやすい鳥インフルエンザが鳥や一部の動物の中で蔓延していくと、あるとき突然人にもうつってしまう鳥インフルエンザウイルスが誕生してしまうことがあります。

実際過去には何度か「H5N1型」と呼ばれる鳥インフルエンザウイルスの集団感染が発生しており、多数の死者が出ています。

その致死率は50%にもなると言われています。(個人的には実際に大規模に蔓延した場合これほどの数字にはならないと思いますが)

鳥インフルエンザはめっちゃうつりやすい、カモ

致死率50%の鳥インフルエンザウイルス。

何が怖いってめちゃくちゃうつりやすい…かもしれないというところです。

新型コロナウイルスへ経験した、「抗体があるかどうか」というポイント。

現在鳥インフルエンザに抗体がある人間はいません。

なので流行した際には、とんでもないスピードで感染が広がっていく可能性があるというところも懸念されています。

まとめ

鳥インフルエンザは、いつか人の中で大流行が起こるのでは、と言われているウイルスの一つです。

そしてその特徴は「致死率が高くて」「うつりやすい」。

なので鳥インフルエンザが発生した養鶏場などでは鳥さんたちが殺処分されてしまう、という悲しい対処がされてしまいます。

一日も早く、鳥さんたちのパンデミックが収まることを祈っています。

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