言語化17 個性の話

こんにちは、物数です。
今日は個性の話。

なんか、ずっとみんなが"個性"という言葉を使ってるのに違和感があったんですよね。
辞書のサイトでも調べたんですが、結局ピンと来ませんでした

こ‐せい【個性】

〘名〙 個々の人または個々の事物に備わっていて、他から区別させている固有の性質。パーソナリティー。個人性。

コトバンク(https://kotobank.jp/word/個性-501802#)

個々人に備わっている、というニュアンスぽかったので、みんなは定義外の意味で使ってるのかもと思いました。なぜなら「個性がない」や「後からついてくる」という使い方がいくつか見られたからです。
パーソナリティがない人とかいないですからね。

個性をキャラとかラベル(レッテル?)と読み替えてみたりとかしたんですが、結局ピンと来ず……。
ただ、考えてるうちにそもそもわたしが何に対して違和感を持っているのかが分かってきました。
「質問者が個性と感じたもの」と、「TLでみんなが話している個性」にそもそもズレがある気がする。そのまま議論というか意見が述べられているので、違和感というか、噛み合ってなさみたいなものを感じたのかもしれないです。
そして、「質問者の感じた個性」と「質問者が考えている個性」にもズレがある気がしてきました。

で、ここのズレが認識できたあたりから、「質問者の感じた個性」って「技術」のことなのかも、と思い始めました。
たまたま、質問者が見た会が「特に突出した技術を持っている人が集まっている会」だったとしたら、それを個性と読み違えてもしょうがないのかもしれません。
私の体感、「芝居の上手さ」「間の取り方」「ワードセンス」「バランス感覚」「思考の速さ」「知識量」「度胸」etc. なにかしら突出した技術のある人って強いと思います。あと、「技術」と仮定すると練度とかの話も出てくるので、大喜利と向き合った時間が長い人が強くなるらしいという部分にも当てはまってる感じがして、かなり納得できそうです。(ただ、「大喜利長くやれば強くなる説」については、「大喜利適正があったから残れた説」と「手放せないほど好きな人は強くなるだろ説」もあると思っているので一概にそうとは言えないな、と思っています)

質問者の方は分かりやすい技術を持っている人たちを見て、"個性(キャラクター性)がある"みたいに考えたのかも、と思いました。で、その仮定をそのまま受け取った人がTLで意見を述べていて噛み合わなさみたいなものを感じたのかも、と思いました。

これ、みんなの中ではとっくの昔に終わってる議論を1人で延々している可能性があるよな〜と思いながら書いています。もしそうだったら優しい気持ちで見逃してください。
ちなみに、調子の良い日はわたしもいろんなことをやるようにしていますが、それはキャラクターを得たくてあれこれやっているわけではなく、いろんなことができた方が楽しいからあれこれやっています。自分に向いてないと思い込んでたことの中に実はめちゃくちゃ向いてることがあったりするので。そういう発見も大事だと思っています。

そんな感じです。それでは、また。

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