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株式投資の”大成功”と”大失敗”に共通することとは

機関投資家と個人投資家の違いは何か

機関投資家と個人投資家の違いは何か
決定的な違いは投資根拠が
妄想”や”雰囲気”だということ
だから機関投資家に勝てるともいえるし、負けるともいえる。
機関投資家は”妄想や雰囲気”で投資判断ができない。
妄想や雰囲気をもとに、シナリオを組み立てて投資判断をしている機関投資家もいるかもしれないがw)

妄想や雰囲気で投資することを否定はしない。
”妄想や雰囲気で投資をすることは楽しい”
”何かに縛られず、誰かに指図されることなく、自分の思いのままに”
楽しいよねぇ

でも、もちろん勝ちたい!
楽しみながら勝ちたい!

どうすれば勝てるのか

一度、雰囲気投資と妄想投資について考えてみよう。

”雰囲気投資”はジリジリ負ける

雰囲気投資は”後追い”になり負けるパターンになりがち
確たる根拠がないため、なんとなく”勘”に頼る。
勝つためには他の要素を組み合わせる必要がある
他の要素とは例えば
・変化を早く見定める(早く入って早く抜ける)
・適切な企業選別(上がる企業を見極める)
・アセットアロケーション(リスクを取りすぎない)
など・・・この時点でもう雰囲気投資を卒業しているか

雰囲気投資は常に市場を見ていなければならず、忙しくて気が抜けない
勝てたとしても大きく勝つことは難しい

”妄想投資”は大成功か大失敗

個人投資家の特徴の一つは”妄想力”を発揮した”妄想投資”
大成功と大失敗に共通するのは
”妄想力の大きさ”がある

不確実な企業の将来に対して”妄想力”を発揮して大きくリスクをとる
大成功か大失敗の結果を生み出す

失敗する妄想力

妄想投資も失敗する例のほうが多いだろう。

妄想力を発揮して失敗するパターンは
この企業がターゲットとするビジネスの市場規模は1000億円”
”現在の売り上げ10億円、シェア10%で100億円、10倍になる”
という企業が掲げるシナリオを信じて投資すること
・・・成功しそうに感じるが大体失敗する。
失敗する理由はいくつかある
・すでに期待が織り込まれていて高値掴み
・そのサービス・プロダクトに競争力がない
・その企業に開拓するだけのリソースがない
など

成功する妄想力の生かし方

”妄想力”を大成功に結び付けるために不可欠なのは
事実の積み上げ
妄想の確信度を高めるためには網羅的に事実を積み上げる。

妄想力 + 事実を積み上げる力
が成功に不可欠となる。

・どんな事実を積み上げればよいか

企業のマーケティング戦略を決定するうえで現状を分析する手法として”3C分析”というものがある。

3Cとは
Company:自社
Customer:顧客・市場
Competitr:競合
の頭文字をとったもので、それぞれについてひたすら事実を列挙して分類することで現状を知ることができ、マーケティング戦略に活用する分析フレームワーク。
株式投資でも参考になる分析手法。

・特に重要なのは

理解するうえでどれも大事だが最も基本で重要なのは一つ目
Company:自社
を知ること。
企業のことを理解せずに、顧客や競合を分析しても何の意味もない。
まず、自社を知ることで分析のスタート地点にたてる。

あの井村さんは中小企業診断士の資格をとり、企業の経営を知る基礎を身に着けた。企業を知ることからスタートして関連する情報を集め、事実を積み上げることで実績を上げている。

事実を積み上げるための勉強に最適なのは?

説明会資料を読めばいい?
説明会資料は事実が記述されているものの、
”わかりやすく伝える”
”伝えたいことを伝える”
という良くも悪くも企業の恣意性が反映されている。

それに対して財務諸表は企業が発表している事実の塊

事実を理解する簿記の勉強から始めよう。

妄想力を生かすために確かな土台を築き上げよう。

生かし方は長期投資家コミュニティで学ぼう
11月13日(日)12時30分から

勉強会で過去に取り上げてきた企業分析講座のテーマ

市販の書籍には書かれていない実践的な内容
・決算短信の見方
・インフレに強い企業の選別方法
・開示資料の読み方
・人的資本の情報開示
・失敗しないグロース企業の選別基準
・投資信託の選び方
・説明会資料の読み方
など

お待ちしております!

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