見出し画像

FSB(金融安定理事会)

 基礎データの収集元ですね。

 2008年リーマンショック後に、金融システムの安定性に向けて設立されました。2023年より日銀の氷見副総裁が常設委員会の議長に就任しています。

 Too big to fail(大きすぎて潰せない)の対象となる銀行をG-SIBsとして毎年公表するなど基礎資料としても役に立ちそうですが、速報性の高いデータが多いわけではないですし、何より英語です。(2022年G-SIBs一覧

 私は新聞やネットなどの「FSBによると」という記事に疑問を感じた時などに利用しています。 

金融安定理事会(FSB、Financial Stability Board)は、1999年(平成11年)に設立された金融安定化フォーラム(FSF、Financial Stability Forum)を前身とし、FSFを強化・拡大するかたちで2009年(平成21年)4月に設立されました。金融安定理事会では、金融システムの脆弱性への対応や金融システムの安定を担う当局間の協調の促進に向けた活動などが行われています。

金融安定理事会には、2022年(令和4年)末時点で、主要25か国・地域の中央銀行、金融監督当局、財務省、主要な基準策定主体、IMF(国際通貨基金)、世界銀行、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)等の代表が参加しています(事務局はBISに設置)。

日本銀行WEBサイト「教えて!にちぎん」より

目次ページにもどる
更新履歴

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?